【オペレーション日記】vol.101 ~飯山晄朗さん~

心が強い人間になるために

本番に強いアスリートなどを評して、「心が強い」「メンタルが強い」といったことがよくいわれます。もちろん、アスリートではなくビジネスパーソンであっても、大きな商談やプレゼンといった場でしっかりパフォーマンスを発揮できる「心が強い人間」になりたいものです。

トップアスリートのメンタルコーチとして、まさに「心が強い人間」をサポートされている飯山晄朗さんに講師を務めていただいた、某LPガス会社さま主催者講演会でした。

ハイブリッド型開催 リアル+オンライン

今回、開催方法は「ハイブリッド型開催(リアル+オンライン)」ということで、北陸の拠点がメイン会場となり、関西や中部地域など5拠点の関係者はそれぞれオンラインで参加されるという形式でした。

三者オンライン事前打ち合わせランスルーなどお客さまの不安軽減を実施した上でのハイブリッド開催となりましたので、当日はスムーズに進行させて頂くことが出来ました。

感情をコントロールする方法

メンタルトレーニングにおいて、もっとも重要なことは「感情をコントロールする方法」です。何らかの状況において必要以上にプレッシャーを感じるなど、感情(心)が良くない方向に動いたときに、その感情をきちんとコントロールして良い方向に導くことができれば、好結果が待っています。

結果を左右するのは、感情をコントロールする方法を知っているかどうか?その上でトレーニングを積んで実際に感情をコントロールできるかどうか?それだけのことです。

それは誰もができることであり、そうできている人について、周囲の人が「あの人は心が強い」「メンタルが強い」というふうに表現しているに過ぎません。感情をコントロールする方法についての知識が重要だと考えます。

感情がパフォーマンスを左右する

心が強い人とは、感情をコントールできる人です。そうできる人が高いパフォーマンスを発揮できます。そのメカニズムには、脳の仕組みが関わっています。

わたしたちの脳には、感情を司るために「感情脳」と呼ばれる大脳辺縁系という部分があります。その大脳辺縁系がどんな感情を感じているかによって、脳幹という部分から分泌されるホルモンが変わります。

感情が変われば身体の調子も変わり、その後のパフォーマンスを左右するということになります。

そう考えると、「いまの状況は最高だ!」「この状況を楽しめるぞ!」というふうに脳が感じられて、自分がリラックスできることが、パフォーマンスを発揮するための重要なポイントです。

行動を起こさなければ、結果は出ない

「結果を出せる人」になろうと思えば、「うまくいくイメージ」を持つこととは別に、「自ら壁をつくらない」ことも大事なポイントです。

行動を起こさなければ、結果もなにもありません。本来なら若くて行動するパワーに満ちあふれている世代の人たちが、わかった気になって行動を起こさないことは、本当にもったいないと思います。

コロナ禍のいまはちょっと難しいかもしれませんが、行きたいところがあったら行ってみる、気になる世界があったら飛び込んでみる、会いたい人がいたら会ってみる、会えないような立場の人でもコンタクトを取ってみる—。

そんなふうに自ら壁をつくることなくどんどん行動できる人こそ、自分の幅を広げ、将来的に「結果を出せる人」になっていくのです。

昨日の講演会、無事に開催することができました。
企画からサポートいただきましてありがとうございました。
講演会参加者からは勉強になったと、北陸をはじめ他エリアからも好評をいただいております。

・あらゆる場面でモチベーションを向上させるプロフェッショナルな方なので、とても脳科学に興味を持った。

・講演を聞いて、すごくやる気が出た!夢や目標に対する認識がガラッと変わりました。

・メンタルの重要性、メンタルトレーニングにとても興味が湧きました。

・4種類の全力、「準備の全力」「思考の全力」「身体の全力」「心理の全力」のフレーズが心に残っています。

・『脳』は『思考』と『感情』によってコントロールすることができる プラスの『思考』をして、プラスの『感情』で行動すれば必ず『脳』はプラスに働くようにできている 。

・オンラインでも感じる迫力、アツいメッセージが届きました!

・歴史的大逆転での甲子園出場の裏にはそういう真実があったんだと改めて「劇的なストーリー」を実現してきたメンタル指導の手腕に感心しました。

継続できない弱い心を克服するには ~やる気を引き出すリーダーシップ~』(飯山晄朗さん

変化を恐れていては何もできません。ピンチな状況こそチャンスの状況であるともいえます。

このコロナ禍をいかに乗り切るか?新たな壁を乗り越えることで、リニューアルした組合活動という形にいきつくかも知れませんし、我々はそのお手伝いをさせていただくべく、 日々学び続けることで進化していきます!