【講師著書から読み解くビジネスの真髄】133

相手の意思決定を後押しするコミュニケーション設計

プレゼンは得意ですか?苦手ですか? ・・・その答えに関わらず、ビジネスの現場では“伝える力”が成果を大きく左右します。会議での提案、上司への報告、顧客への説明――どれも単なる情報共有ではなく、相手の理解と納得を引き出す行為です。

だからこそ重要なのは、話し方の巧さよりも、相手の状況や価値観を踏まえた“伝え方の設計”。どれだけ内容が優れていても、相手に届かなければ意味がありません。

同著は、プレゼンを「伝える」行為から、相手を動かし意思決定につなげる“提案型プレゼン”へ進化させるための実践書です。重視するのは話し方のテクニックではなく、相手を深く理解する力。

相手の課題や本音をどう読み取り、どのように提案へ組み立てるかを、豊富な事例と体系的なプロセスで解説されています。話の流れの作り方、共感を生む調査法、交渉・巻き込み力、AI時代に必要な思考力など、ビジネス現場で成果につながるスキルを網羅しています。

聞き手が受け取りやすい話の流れ

プレゼンを「聞き手が迷わず理解できる流れ」に整えるための実践的な構成技術を解説しています。冒頭で結論と全体像を示し、相手が“これから何を聞くのか”を予測できる状態をつくることが核心です。

情報はロジカルに「分ける→つなぐ→組み立てる」で整理し、要点を絞って提示することで理解負荷を下げる。また図解・色・面積など視覚情報を活用し、言葉だけでは伝わりにくい関係性や比較を直感的に示す工夫も重要と説いております。

共感をつかむための徹底的な相手分析- 

プレゼン成功の核心である「相手理解」を徹底的に深める章です。ここで強調されるのは、相手の課題・価値観・本音をどれだけ正確に把握できるかが、提案の通りやすさを決めるという考え方。

相手の代弁から共感を得る方法、追い詰めない質問の仕方、直接聞けない場合の情報収集、相手の理解度や立場を構造的に整理するフレームなどを紹介。相手の“今の状態”と“理想の状態”のギャップを可視化し、提案を「相手にとっての必然」に変えるための分析プロセスを具体的に示しています。

・・・新名史典さん著書『プレゼンの強化書』を読んで強く感じたのは、“話し方の本”ではなく、相手を深く理解し、行動を引き出すための実務書だという点です。特に相手の課題や価値観を丁寧に読み解き、提案を「相手にとっての必然」に変えていくプロセスは、営業・企画・管理職など、あらゆるビジネスシーンに直結します。

単なるテクニックではなく、思考の順序や情報整理の仕方、共感を生む対話の姿勢まで体系化されており、実務にすぐ活かせる再現性の高さが印象的でした。

プレゼンに苦手意識がある方はもちろん、提案が通らない、相手の反応が薄い、社内調整に時間がかかる――そんな悩みを抱える方にこそ効果的です。

・・・相手理解、構成、交、巻き込みまで一気通貫で学べるため、「伝える」から「動かす」へプレゼンを進化させたい方には最適な実務書として自信を持ってお勧めできます。

人と組織を動かすプレゼンテーションの極意 〜相手の意思決定を動かす“提案力”の磨き方〜』(新名史典さん

・大変良かった。参加前に想像していたのは「一方的に聞く講義型」でしたので、グループディスカッションが何回かあったので、積極的に参加することが出来、充実した90分間でした。

・MRという自分たちの仕事に欠かせないお客さまとのコミュニケーションスキルを学ぶことが出来て良かった。

・初めてのオンライン講演(ウェビナー)開催でしたが、リアル開催と遜色ないクオリティを感じました。会場まで移動したりなどの諸々の負担を考えると、オンラインでもありかな?と思いました。

・ワークを含めたり、映像を見たり、参加者の方が楽しそうに参加していた。 飽きさせない内容でよかった。

・企画意図を十分踏まえて、分かりやすく具体的なノウハウを提供してくれました。

・大変良かった。今までにない切り口で、ある意味斬新という声が多かったです。  今まで、「リーダーシップ」というと「引っ張っていく」イメージしかなかったが、   「周囲を巻き込んでいく力、スキル」「部下力」など、ワークも入り、理解しやすかったです。

・参加者の希望が多かったテーマであり、参加意欲が高かったため。短い時間でも簡潔に分かりやすくまとめていただけ、もっと長い時間の希望もあったため、内容に魅力があったのだと思う。ぜひ紹介させていただきたい。

・好評でした。アンケート見ても概ね好評で、ワークなど入れながら参加型というのが若手組合員にとっては良かったのかも知れません。