
-家族が自然と笑顔になれる関わり方-
今回、某地方銀行組合さま主催で、「従業員の家庭と仕事の両立を支援するため」、「育児期特有の負担や不安を軽減し、安心して働き続けられる環境づくりを促進する」、「時間管理、パートナーシップ、職場とのコミュニケーションなど、実践的な知識を提供する」目的で『パパママセミナー』という形で小崎恭弘さんを講師にお招きし、オンライン講演をさせて頂きました。

仕事・家事・育児に追われるビジネスパーソン(男女共に)が抱えがちな「ちゃんとしなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」というプレッシャーをやわらげ、家族が自然と笑顔になれる関わり方を学ぶ内容です。
特に小学校低学年までの子どもを育てる家庭が直面しやすい“時間のなさ” “余裕のなさ” “コミュニケーションのすれ違い”に焦点を当て、今日からできる小さな工夫を紹介します。
-“ともいく”とは?-
“子どもと共に育つ・育て合う” という意味を込めた小崎恭弘さんの子育て観を象徴する言葉です。「親が子どもを育てる」一方向ではなく、親も子どもも、家族も地域も、みんなで一緒に育ち合うプロセス を大切にする考え方です。
親も子どもも共に育ち合うという子育て理念。母親・父親・家族・地域・社会が協力しながら、完璧を求めず、できていることに目を向ける姿勢を大切にする点が特徴です。親は妊娠・出産・育児を通して成長し、子どもから学ぶことも多いという視点を持つことで、育児の負担感が軽減され、家庭の雰囲気が穏やかになります。

父親の育児参加も“手伝い”ではなく“チームの一員”として捉え、夫婦の対話や役割の柔軟な見直しを促す。“ともいく”は、家族全体の幸福度を高めるための実践的な考え方です。
-男性従業員の仕事と子育ての両立の現状-
男性従業員の育児参加は年々増えているものの、実際には「関わりたいのに関われない」というギャップが大きいと感じています。その背景には、長時間労働や職場の“休みにくい空気”、管理職の理解不足、業務の属人化などがあり、制度は整っていても利用しづらい状況が続いているのではないでしょうか?

家庭では母親が主担当になりやすく、父親は「どう関わればよいか分からない」「任せきりで申し訳ない」と葛藤を抱えがち。更に父親自身の価値観も変化し、家族との時間を大切にしたいという思いが強まっているが、仕事との板挟みで悩むケースが多いと思っていますが・・・このギャップを埋めるには、父親個人の努力だけでなく、職場文化の改善、夫婦の対話、社会全体の理解が不可欠だと強調されていました。
-父親の育児支援を考える-
多くの父親は「子どもに関わりたいのに関われない」というギャップを抱えており、その壁となるのは仕事の忙しさ、職場文化、育児スキル不足、夫婦間の役割固定化だと言われております。

支援としては、抱っこ・寝かしつけなどの育児スキルの共有、父親同士のつながりづくり、父親の役割を“手伝い”から“チームの一員”へ再定義することが重要。家庭では夫婦の対話を促し、役割の見直しや「ともいく」の視点を取り入れ、職場では育休を取りやすくする文化づくりや柔軟な働き方が鍵となります。
・・・父親が育児に関われる社会は、母親の負担軽減、子どもの成長、家庭の安定にもつながるのです。

小崎恭弘さんの講演は、忙しい毎日の中でつい“完璧”を求めてしまう親の心をやさしくほどき、「できていることに目を向ける」大切さを実感できる内容でした。

子どもとの短い時間でも心が通う関わり方や、家事・育児を抱え込みすぎない工夫など、今日から実践できるヒントが満載で、参加者からは「気持ちが軽くなった」「子どもへの声かけを変えてみたい」といった声が多く寄せられました。家族が笑顔になる関わり方を学べる、子育て中のビジネスパーソン必見の講演です。


『がんばりすぎない両立のコツ 〜忙しい毎日でも家族が笑顔になる関わり方〜』(小崎恭弘さん)


・初めてのオンラインセミナーでしたが、小崎先生のお話は大変興味深く有意義な時間となりました。 参加人数も想定以上だったし、質問も時間超過するぐらい出てとても満足しております。
・時間がない自分を責めていたけれど、“短くても質の高い関わり”でいいと知って気持ちが軽くなった。
・子どもへの声かけを今日から変えてみようと思えた。帰ったら“ありがとう”を伝えたい。
・夫婦で家事育児の“見える化”をしてみようと思った。すれ違いの原因がよく分かった。

・子どもの行動の裏にある気持ちを考える視点が持てた。イライラが減りそう。
・父親として何をすればいいかが明確になった。小さな一歩でいいと言われて救われた。
・子どもとの関わりが“量より質”という言葉が刺さった。仕事の合間でもできることがあると気づいた。
・妻とのコミュニケーションを見直すきっかけになった。業務連絡だけの会話をやめたい。


