【講演企画担当者が知っておくべきこと】vol.57

新入組合員は、組合にとっても企業にとっても未来を担う期待の人材です。「新入組合員向けセミナー」の開催は、組合活動への興味・理解、基本的な労働条件などの理解を深める場でありますが、

会社の研修とは違い、肩の力を抜いて愉しみながら必要なスキルを身につける場、同期とも積極的にコミュニケーションを図り、新入組合員同士の親睦を深める場としてもベターではないでしょうか?

働く意義・社会人としての姿勢

「何のために働くのですか?」・・・この問いに対する答えは、様々です。「お金が欲しいから」、「両親に経済的にも恩返ししたいから」、「自立したいから」、「人のためになりたいから」・・・etc.

新入組合員向けセミナーで、改めて「何のために働くのか?」・・・働く目的について考えていただく機会にされてはいかがでしょうか??

社会としてのコミュニケーションスキルアップ

「最近の若者はコミュニケーションが苦手」という声をよく聞きますが、SNSでのコミュニケーションなどを見ると、ひとくくりにできないような気がします。

ただ気の合う同世代とのコミュニケーションが大半の学生時代とは違い、新入社員になると、世代も立場も違う多くの人とのコミュニケーションが求められます。新入組合員向けセミナーにて、ビジネスで通用するコミュニケーションスキルをしっかりと身につけ、良好な人間関係を構築ができる人になる機会にされてはいかがでしょうか??

離職を防ぐためのレジリエンス・モチベーションマネジメント―

新入社員(新入組合員)にとって最も必要なのは、環境変化に適応する力ではないでしょうか?学生から社会人という大きな環境変化を体験している彼らは、相当なストレスを感じているはずなのです。

環境に適応する能力というは、個々人の性格や能力に任せるのではなく、新入組合員向けセミナーで「環境変化することで何が起きるのか?」、「自分は今どんな状態にいるのか?」を理解する機会にされてはいかがでしょうか???

・・・いかがでしょうか?オンライン講演事業に取り組まれる執行部さんのご参考になれば、幸いです。