先週に引き続き、今三連休も台風の発生で観光地などは悲鳴をあげているようです。
さてそういう中でのオンライン講演開催。集客はどうでしょうか？好天候でなければ「オンライン日和」という言い方も最近ではあるようですが・・・
－山名裕子さんオンライン講演会－
山名裕子さんは、臨床心理士として様々な人の障害や悩みに応えておられ、守備範囲は幅広く、教育分野におけるスクールカウンセラーやスクールアドバイザー、医療分野における心理セラピスト、福祉分野における心理判定員や児童心理司、司法・矯正分野における家庭裁判所調査官や保護観察官、労働・産業分野の企業内カウンセラーなど、実に多くのジャンルで活躍されています。
そんな山名裕子さんの講演は、力強い語り口と心理学のエビデンスとカウンセリングの実務経験に基づいた説得力のある内容となっております。
－働きやすい職場環境は自分で作る！－
皆さん、コロナ禍で変化したことはありますか？人は大小関係なく、プラスマイナス関係なく変化に弱い生き物で、ストレスが溜まりやすいのです。
コロナ禍当初は対応に必死でストレスと認識出来ていなかったのが、1年ぐらい経ってストレスが発症するようになった方が非常に多いです。
ストレスを少しでも抑えるために、レジリエンス（回復力・しなやかさ）は大事で高めるためには、①自分に向き合い、自分を知ること ②コミュニケーションスキルを高め周囲との接点を円滑にすること
が大事です。
－ビジネスに役に立つ心理学－
『あなたが自信を持つためにしていることは何ですか？』
ある程度自信を持つのは大事なことで、以下のようなことをやっておかれると良いです。
1.知識の幅を広げること、情報量を増やしておくこと
2.小さな成功体験を積み重ねること
3.敢えて恥ずかしい経験をすること
4.スイッチを入れるアイテムを決めておくこと
『あたの長所と短所を5つづつ挙げてください。』
自己評価と他者評価が大きくかけ離れている人は周囲とのコミュニケーションがうまくいってなかったり、恋愛でもうまくいってない場合が多いので、是非周囲に自身の長所・短所を確認しあってみてください。
－働きやすい職場環境をつくる好印象チェック－
①規則正しい生活 ②相手の心を開くのが得意
③分からないことはすぐに質問する ④紙に落とす作業が得意
・・・など10項目挙げ、各説明をされます。
現場で使えるビジネス心理学をベースに、様々なビジネスシーンで役に立つ心理学をマスター出来る内容で、腑に落ちる部分が多かったです。
・今まで招いた講師の中でも一番良かった！「ビジネスに役立つ心理学」ということで、どの職種にも応用できますし、誰ひとり寝ている人もなく、今期一番最初の事業として、うってつけでした。ありがとうございました！
・参加者が自分自身の長所や短所、日々の言動を振り返り、マイナスのレッテルを貼らずに 前向きに物事を捉えることの大切さやコミュニケーションにおいて相手に好印象を与える言動を学び、組合活動に限らず業務や私生活においても参考になる講演であった。
・講演内容が分かりやすく、参加者が２０歳台半ばから後半の若手層中心であった為、自身の中で腹落し易かったと思うが、参加者は組合組織においては各職場のリーダーという位置付けであり、そういった目線からの講演で自己成長を促すエッセンスがあっても良かった。
・この度は大変お世話になり、ありがとうございました！「ビジネス心理学」ということで 普段の我々の仕事にもスグ活かせる内容が多かったですし、「ためになる話だった」という感想が多かったです。ありがとうございました！
『働きやすい職場環境は自分でつくる！ ～明日から実践するビジネス心理学～』（山名裕子さん）
変化を恐れていては何もできません。ピンチな状況こそチャンスの状況であるともいえます。
このコロナ禍をいかに乗り切るか？新たな壁を乗り越えることで、リニューアルした組合活動という形にいきつくかも知れませんし、我々はそのお手伝いをさせていただくべく、 日々学び続けることで進化していきます！
