
-ストレス過多な時代-
現代のビジネスマンを取り巻く環境は、テクノロジーの進化や市場の急激な変化に伴い、かつてないほどのスピードと複雑さを増しています。成果を求められるプレッシャーや人間関係の悩みなど、日々の業務には多くのストレス要因が潜んでいます。こうした慢性的なストレスは、単なる一時的な疲労にとどまらず、心身の健康を損なう原因やパフォーマンスの低下を引き起こす大きな課題となっています。

今回、某自動車販売系労組さまにて、 精神科医・産業医・スポーツメンタルアドバイザーとして活動されている木村好珠さんをお招きし、講演を開催致しました。
-木村好珠さん講演-
木村好珠さんの講演は、ストレス社会で働く人が「気合いではなく再現できる技術」を身につけることを目的に、思考・行動・つながりの3つの力を体系的に学ぶ内容で、ビジネスパーソンや組織のリーダーやビジネスパーソン向けに大変人気の高いプログラムです。

現代の複雑なストレス社会やビジネスシーンにおいて、避けて通れないプレッシャーや不安。それらをただ「心身をすり減らす負担」として捉えるのではなく、自身のパフォーマンスを高めるための「エネルギー(武器)」へと転換していくための思考法や具体的な行動習慣を、精神科医・産業医の視点から分かりやすく解説していただけるので好評です。
-思考のリフレーミング-
単に無理やりポジティブに考えることではなく、物事を「現実的かつ多角的」に捉え直す技術です。強いプレッシャーや失敗に直面した際、私たちは「もうダメだ」「自分はダメな人間だ」と視野が狭くなりがちです。ここで現実を直視しつつ、「今回の失敗の原因はどこにあるか?」「次に活かせる改善策は何か?」と、事実を客観的に切り分けて再解釈します。

無理なポジティブ思考はかえって心を疲弊させますが、現実的なリフレーミングは過剰な不安や焦りを和らげ、次の具体的な行動へと一歩を踏み出すためのメンタルエネルギーを生み出します。
-出来事ではなく捉え方-
ストレスの本質は「起きた出来事そのもの」ではなく、それに対する「自分の捉え方(認知)」にあります。 同じトラブルや高いプレッシャーに直面しても、「終わりだ」と絶望する人と、「成長のチャンスだ」「工夫すれば乗り越えられる」と受け止める人では、心身にかかる負担やその後の行動が大きく変わります。

つまり外部の出来事を完全にコントロールすることは難しくても、それに対する自分の受け止め方や解釈のレンズは自らの意識で変えることができます。この「捉え方の柔軟性」こそが、ストレスフルな社会をしなやかに生き抜くための最大のカギとなります。
-失敗は仮説のデータ-
失敗を「自分の人間性が否定された」と捉えてしまうと、自信を失い過度なプレッシャーから動けなくなってしまいます。しかし仕事における失敗は人格の優劣を示すものではなく、単に「その仮説ややり方ではうまくいかなかった」という貴重なデータに過ぎません。 実験と同じように、「この方法は違った」という事実が分かったことで挑戦への恐怖心を和らげ、前向きな行動を生み出すことができます。

・・・精神科医の視点とプレッシャーに挑むアスリートの知見が融合した、非常に示唆に富む内容でした。「ストレスは出来事ではなく捉え方次第」「失敗は人格の評価ではなくデータ」というメッセージは深く心に響き、日々のプレッシャーを成長のエネルギーへと変える具体的な思考法を学ぶことができました。

変化の激しい時代を生き抜くビジネスパーソンや若手社員の皆様に、ぜひお聴きいただきたい講演です。精神科医・産業医である講師が、心身のメカニズムを紐解きながら、明日から使える「折れない心」やリフレーミングの技術を分かりやすく解説。組織全体のウェルネス向上やレジリエンス強化に最適なプログラムです。



『ストレス社会を生き抜く方法 〜プレッシャーに強くなる思考法と行動術〜』(木村好珠さん)


・「自分が潰れたら組織が回らない」というプレッシャーへの共感があったし、相談を受ける側としての“聴くストレス”への具体的な対処法が得ることができました。
・メンタル不調の早期発見を“役員としてどう活かすか”が明確になった科学的根拠に基づく説明で、感情論ではない安心感があった。
・緊張=ダメなことではないと分かった。これまでは「緊張する自分はダメだ」と思い込んで必要以上に自分を責めていましたが、緊張は身体の正常な反応だと知り、気持ちが楽になりました。大事なプレゼンや本番前の心の整え方が変わりそうです。
・自分の“認知のクセ”に気づけた。ワークを通じて、完璧を求めすぎて自分自身でプレッシャーを大きくしていたことに気づきました。「白黒思考」や「べき思考」を緩める考え方を学べて、仕事の取り組み方が軽くなりました。

・組合役員は相談される側だが、相談を受けること自体がストレスになる、とマイナスに思っていたが、木村先生の“聴きすぎない技術”“距離の取り方”が非常に参考になった。
・呼吸法(息を長く吐く)やルーティンづくりなど、今日からできる具体的なアクションが多くて驚きました。会議の前やイライラした時にすぐに実践できる内容ばかりでした。
・若手の立場だとプレッシャーや言いにくさを抱えがちですが、感情を整理して「事実と解釈を分ける」という思考法は、失敗を防ぎ仕事上のコミュニケーションをスムーズにする上で非常に実践的だと感じました。
・医学や心理学の難しい話ではなく、具体的な事例や日常の場面に落とし込んで話してくれるため、すんなり理解できました。前向きに仕事に向き合うエネルギーをもらえました。


