【オペレーション日記】vol.261 相馬正伸さん

ビジネス課題を一掃する“AI共創型”働き方の時代へ

AI活用が急速に広がる今、企業は「人手不足」「業務の属人化」「判断の質のばらつき」といった課題に直面しています。こうした状況で求められるのは、単純作業をAIに任せ、人は判断・改善・最適化に集中する働き方です。AIは文章作成、要約、分析などを即時にこなし、業務の遅延や情報共有のムラを解消する強力なパートナーになります。つまりAIと共創することで、組織はスピードと質の両方を高め、現代のビジネス課題を根本から解決できる時代に入りました。

“IT・DXを難しいものではなく、生活と仕事をラクにする身近な武器として理解し、明日から使える具体的スキルを持ち帰ってもらうこと” ・・・ということで、今回某化学メーカ労組さま主催で、相馬正伸さんを招いての講演会が開催されました。

次世代ビジネスパーソンの働き方

次世代ビジネスパーソンの働き方は、AIと人が役割分担しながら共創する働き方へ大きくシフトしています。議事録作成・報告書作成などの事務作業はAIが自動化できる一方、最適化・判断・改善といった“人にしかできない価値”がより重要になると示されています。(「事務作業の多くは“AIで自動化”が可能」「代替されない:最適化、判断、改善」など)

単純作業はAIに任せ、人はクリティカルシンキングを発揮し、より高度な判断や改善に集中する働き方が求められます。AIを使いこなすのではなく、AIと共に成果を最大化する“共創型人材が次世代のビジネスを担う存在となります。

魅了的な企画が次から次へと溢れ出す「アイデア発掘法」

生成AIを活用しながら“再現性のある企画力”を身につけるための思考プロセスを体系化した方法です。まず業務や課題を細分化し、見える化し、ボトルネックを特定する「V3Sサイクル」を使うことで、発想の起点を明確にできると説明されています。さらにクリティカルシンキングを用いて「本当にそうなのか?」「だからどうする?」と疑問を重ね、表面的な判断を避けて本質的な課題を掘り下げます。

加えて、改善アイデアを広げるために ECRS(排除・結合・交換・簡素化)を使い、既存のやり方を大胆に見直すことで新しい企画の種を生み出します。これらの思考法をAIと組み合わせることで、企画の“量”と“質”を同時に高め、次々と魅力的なアイデアを生み出せるようになるという内容です。

生産性を100 倍以上アップさせる業務活用術

生成AIを“便利な道具”としてではなく、業務そのものを再設計するためのパートナーとして使う方法を体系化した内容です。AIで代替できる作業(議事録作成・報告書作成・資料作成など)を明確にし、人は判断・改善・最適化といった“価値創出”に集中する働き方へ転換する重要性を示しています。

さらに業務を 見える化 → 細分化 → 課題特定 → システム化 のV3Sサイクルで整理し、非効率部分をAIやITツールで置き換えることで、作業時間を劇的に短縮できると説明されています。(例:「8時間の作業が1時間に短縮」など)。

加えて要約・文章生成・チェック・データ分析など生成AIの基本機能を組み合わせることで、日常業務の質とスピードを同時に向上させる実践例を紹介。AIを使いこなすのではなく、AIと共創することで生産性を100倍以上に引き上げる働き方を目指す内容となっています。

AIと共創する時代へ

相馬正伸さんの講演「100倍以上の生産性アップ!生成AIビジネス活用入門ガイド」は、組合員が“今日から使えるAI活用”を理解し、業務効率を大幅に高めるための実践的内容で構成されています。講演では、AIは仕事を奪う道具ではなく、新しい価値を生み出すパートナーであると強調され、議事録作成・報告書作成など事務作業の多くが自動化できることを具体例とともに紹介しています。

またDXが失敗する典型例として「AIツールを入れただけで終わる」ケースを挙げ、業務の見える化 → 細分化 → 課題特定 → システム化の「V3Sサイクル」を使い、身近な業務から改善する重要性を説明しています。

最後に、AIと人が協働する“共創型の働き方”こそが、これからの時代に必要なスキルであり、日々の業務でAIに相談する習慣を持つことで生産性が劇的に向上すると締めくくられています。

生成AIの活用は、時短・効率化・スキルアップといった多くのメリットをもたらします。日々の業務でAIに相談する習慣を持ち、仕事の進め方を根本から変えていきましょう。

相馬正伸さんの講演は、生成AIを「便利な道具」ではなく“業務を根本から変えるパートナー”として捉える重要性を強く実感できる内容でした。特に、業務を見える化し、細分化し、課題を特定してAIでシステム化するというV3Sサイクルは、どの職場でもすぐに応用できる実践的な手法です。

また議事録作成・報告書作成・問い合わせ対応など、日常業務の多くがAIで大幅に効率化できることを具体例とともに示しており、「人は判断・改善・最適化に集中する働き方」への転換が明確にイメージできました。

生産性を劇的に高めたい組織や、AI活用の第一歩を踏み出したい方にとって、非常に価値の高い講演です。

『100倍以上の生産性アップ!  生成AIビジネス活用入門ガイド』(相馬正伸さん)

・AIツールなど、新たな使い方を教えて頂きました。丁度今取り組んでいることに活かせそうなものが多くあったので、早速活用してみたいと思います。また相馬さんの本を読んではいましたが、忘れていたことも多かったため、復習になりました。

・DX化に取り組みたいけれど、時間がたつと、その重要性やモチベーションが下がってくるので、定期的に専門の方などと触れ合う機会があると、刺激になると思いました。今後もこのような機会がありますととても励みになります。

・「DXとは何か」から丁寧に説明され、業務や働き方がどう変わるかを具体的に理解できて、自己成長と会社の成長のためにDXに取り組む重要性を強く感じた。

・ITとDXの違いを明確に理解でき、単なるITツール導入ではなく、DXの本質に気づけた。とても貴重な時間、機会となりました。

・人的資本経営との関連性がよくわかり、導入方法や費用感のイメージも湧き、 DXの重要性を深く理解できた。

・ITとDXの違いが明確になり、単なるツール導入ではなく“経営戦略”としてのDXの重要性が理解できたし、小さなことから始めるDXの考え方が腑に落ちた。守りと攻めの両面からのアプローチが参考になった。

・DXが人的資本経営にどう関係するかがよくわかった。社員の潜在能力を引き出すための具体策が学べた上に、成功事例を交えて説明してくれたので、導入のイメージが湧いた。

・現場経験が豊富な講師なので、机上の空論ではなく“使えるDX”を教えてくれることが良かったし、ITが苦手な人でも理解できるように、丁寧でわかりやすい説明だった。