
-モチベーションが上がらない理由-
今回、某地方銀行従業員さま主催で若手組合員向け講演ということで、前川由希子さんをお招きし、講演会が開催されました。
若手組合員の「やる気が続かない」「上司の指摘が怖い」「自信が持てない」――
そんな“あるある”に真正面から向き合い、心の奥に眠るスイッチを押してくれる内容で、大好評でした。前川由希子さんの講演は 体感型ワークが6〜7割 を占めるのが特徴で、単なる知識ではなく、行動変容を促す設計になっています。

若手組合員がつまずくポイントは、能力よりも“思い込み”。「どうせ自分なんて」「怒られたら終わりだ」など、無意識の枠が行動を止めてしまう。
講演では、思考の枠を広げるワークが行われ、参加者が「あ、私ってこう考えてたんだ」と気づく瞬間が何度もありました。若手組合員が抱えがちな「自信のなさ」「失敗への恐れ」「気分のムラ」「上司との関係ストレス」に寄り添いながら、“あり方”と“行動”の両面を整える講演です。
-良好な人間関係を築くために、「思考の枠組み」を広げる-
仕事で関わる上司・先輩・同僚など、「周囲の人との人間関係をよりよくしたい」と思っている方、「良好な人間関係を築くコミュニケーション術を身につけたい」という方々に、頭の片隅に置いていただきたいことがあります。
それはスキル・テクニックの習得だけでなく、今の自分の発言・行動・思考を見直すと、周囲との円滑なコミュニケーションに繋がるということです。ポイントとなるのは、「自分の思考の枠組みを広げる」ことです。

無意識に「それが当たり前だ」「他に選択肢はない」と思い込んでしまうということは、誰にでも起こりうることです。そして「正解は1つしかない」と思ってしまうと、他の答えを探そうという思考が止まり、最適な答えが思い浮かばないという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
相手の話を、自分のルールや固定観念に当てはめてしまい、誤解やすれ違いが起きてしまうこともご経験のことと思います。

自分の意見が周囲に聞き入れられていない、自分の考えが相手に伝わっていないと感じる時、無意識に自分で「思い込み」すぎていないか、見直してみませんか?
-周囲の心をグッと掴むコミュニケーション5ステップ-
中でも特に印象的だったのが、「周囲の心をグッと掴むコミュニケーション5ステップ」 です。
「やる気スイッチ」は、実は“言葉のかけ方”や“関わり方”で大きく変わる。そのことを、前川由希子さんはとてもわかりやすく、体感的に伝えてくれました。

STEP1:まず“観察する”
講演でも繰り返し強調されていたのが、この「観察力」。
「人は見たいものしか見ていない」・・・若手の表情、声のトーン、ちょっとした変化。そこに気づけるかどうかで、コミュニケーションの質は大きく変わります。
STEP2:プラスの焦点を向ける
「できていないところ」ではなく、“できているところ”に目を向けるのが大事で、“プラスの焦点”が人間関係を円滑にすると紹介されています。若手は特に、認められることで行動が変わる。小さな成長を拾ってあげることが、やる気の火種になります。
STEP3:受け止める(わかろうとする)
「わからせようとする前に、わかろうとせよ」これは前川さんの講演で何度も登場するキーフレーズ。若手が萎縮するのは、否定されると感じる瞬間。まずは受け止める姿勢が、安心感と信頼を生みます。
前川由希子さんの講演は、“若手のやる気スイッチ”を押すためのヒントが満載。その中でもこの 5ステップ は、職場のコミュニケーションを劇的に変える力を持っています。

皆さんの組織でも、明日からすぐに使える内容ばかり。ぜひ、日常の声かけから取り入れてみてください。
-充足感の法則-
「あなたは、出来ていない1割が気になりますか?それとも、出来ている9割が気になりますか?」・・・多くの若手組合員は、どうしても“出来ていない1割”に意識が向きがち。上司に注意された部分、ミスした部分、足りない部分・・・etc.
充足感の法則とは、「満たされている部分に意識を向けると、人は自然と動き出す」という法則です。講演では、参加者同士で「できているところを言い合うワーク」
が行われます。

最初は照れくさそうにしていた若手組合員の皆さんも、言われるうちに表情がドンドン明るくなっていきます。
前川由希子さんはその変化を見ながら、こう語ります。「人は“満たされている”と感じた瞬間に、行動が前向きになる」・・・まさに、充足感の法則が働く瞬間です。「どちらが気になる?」というシンプルな問いかけは、若手のやる気を引き出すための大きなヒントになります。
・不足ではなく、充足を見る
・できていないではなく、できているを見る
・自分を責めるのではなく、認める

・・・この視点があるだけで、若手組合員の行動は驚くほど変わります。そして何より、自分自身の心も軽くなります。前川由希子さんの講演は、そんな“心が満たされる瞬間”を参加者に体感させてくれる内容でした。


『若手組合員のやる気スイッチ ~モチベーションを高めるコツ 持続するコツ~』(前川由希子さん)


・自分に矢印を向けて、外的な要因でモチベーションをみださないようにしたいと思えた。
・人に伝える時にうまく伝えることが苦手なんですが伝え方ではなく聴き方を学ぶことが大切であることを学んだ。
・ものの見方、考え方を柔軟にとらえようと思いました。このセミナーは上の人たちに聞いてほしいと思いました。
・1、2、3年目の人たちのセミナーだったけど、支店の雰囲気や話しかけにくい人の話もあったのでもっと年齢層が上の人にも参加してほしいと思った!気付いて欲しい人が多くいると思いました。
・若手行員に必要なメンタルの面で重要なアドバイスをいただけたこと、コミュニケーションの大切さに気付かされた。

・私自身も「笑顔」を大事にお客さまに接しているので、もっと明るく積極的に頑張ろうと思えた
・参加型の講義でユーモアあふれていた。自分の当たり前は他人にとってそうじゃないことを頭において仕事したいです
・前川先生の話に共感できることも多く、また仕事をしんどいと思う日の乗り切り方を知れて良かったです。グループワーク班の人と話す機会が多かったり動きもあって楽しく参加できました。
・笑顔でいることや相手から見る自分はどんな顔をしているのかを気にしてみようと思えたし、色々な物の見方があると知れて、視点を変えて仕事をしようと思えた点が良かった。
・講師の方が明るく楽しく講義してくださったので、時間が過ぎるのがあっという間でした。


