-新任役員研修-
支部役員の皆さんがたは、日頃は会社業務に従事しながら、業務時間以外で組合活動となるため、仲々成り手がいないという課題を抱えながら、支部役員の意識向上のため、事業が開催されました。
新しく役員になられた方々が各地域から集まり、1泊2日という長丁場の中で、労働法の基本的な部分から、組合執行部としての必要な知識や心構えなどを講義やディスカッションを交えながら、組合役員に必要な思想/知識/技術を学ぶ機会となっております。
事業開催目的としては、大まかには以下になります。
・組合執行役員としての自覚や資質の向上を図る
・日常の職場活動における実践力を早期に習得できる知識・技能を身に着ける
・職場におけるリーダーシップの発揮 、職場リーダーとして即実践できる内容を職場に持ち帰って周知徹底する
-前川由希子さん講演会-
「関わるすべての企業やスタッフの皆さんに『飛躍』してほしい」という思いが強い方です。
参加者を最初の5分のワークでしっかりと講演会に引き込み、ノーム(ルール)を「笑顔」「全員参加(挙手)」「楽しむ」を繰り返し浸透させることで、参加者がみんな『笑顔』になり、積極的に『参加(発言)』し『楽しんでいる』会場になります。アッという間に参加者が前向きに受講する雰囲気を作り上げます。
「苦手」は、あなたを守るために脳が無意識につくり、 そして作動させている防御システムです。仕事が思い通りに進まない、出来ない、難しいで不機嫌な顔をしないことが大切です。出来ない自分を愉しむ、そしてやり続けてください。
-コミュニケーション上手への最初の一歩-
「この人と話をするのが楽しい」と周囲の人々から選ばれるコミュニケーション上手な人を目指す上で、まず知っていただきたい3つのルールについてお話しします。
1つめのルールは「笑顔でうなずくこと」です。コミュニケーションの基本は表情。
笑顔には自然と会話がはじまりやすくなる、という効果があります。周囲の人々は、何気ない瞬間にあなたの表情を見ているのです。
あなたが話しかけたい相手が、顔の眉間にシワをよせていたら、どう感じますか。険しい表情の人よりも、笑顔の人の方が、話しかけやすく相談したいと思うのではないでしょうか?三日月のような優しい目で、口角をあげて、にっこり笑いましょう。
-受け身ではなく積極的に取り組む姿勢-
誰かと話をする時や情報を受けとる時には、受け身ではなく“前向きに参加する”気持ちで興味・関心を行動で示すことが大切です。
職場でのチーム会議を想像してみてください。みんな黙って聞いている会議よりも、各メンバーが意見を言いあう、メモをとるなど、“参加している”姿勢が見えると、お互いにコミュニケーションが活発になります。そうすることで、課題解決や事業発展のアイデアにも近づくのです。
1対1の会話でも当てはまります。一緒に考えてくれている、会話を盛りあげようとしてくれている。そんな姿勢が見える相手とは、もっと話がしたいと思う人も多いはず。それが人間関係を深める後押しをしてくれるのです。
・・・受け身ではなく積極的に取り組む姿勢が、人間関係を深めることにつながります。
-学びの機会を「楽しむ」気持ち-
会話や学びを“楽しむ”ことも重要です。最初から楽しいと感じられることではないとしても、意識的に楽しもうとすることも重要なのです。
何か学んでいるとき、楽しいと感じることは、繰り返しやりたいと思う方が多いと思いますが、自分の好きなことを勉強しているときは、アッという間に時間が過ぎてしまったという経験、皆さんもあると思います。
楽しいから、無理なく繰り返し学べるので、記憶も定着しやすくなります。逆に誰かにやらされていると感じる、気分が乗らないことは、集中力が続かず、学んだことも忘れてしまいがち。
スキル向上・知識習得の効果を高めるために、学びの機会を“楽しむ”ことを意識してみてください。学びの機会を“楽しむ”気持ちが、スキルアップの効果を高めるのです。
『組合員の心をグッと掴むコミュニケーション術 〜組合員が「あなたが言うなら」と動き出す3ステップ〜』(前川由希子さん)
・組合役員の現状や心情に寄り添うテーマと、小手先の技術ではなく「あり方」を数々のワークを通じて伝える内容で、多くの気づきを与えてくださいました。受講前と終了後の受講者の表情が全く違い、その輝きを取り戻せたことが嬉しいです。
・難しい専門用語が一切なく、自然と内容が頭に入ってきました。「研修=講義」と思っていたのですが、予想に反してワークや実践が中心で、楽しく参加しているうちに、あっという間に時間が経過していきました。もっともっと聞いていたい!そう感じた研修でした。
・普段、あまりに当たり前になってしまっていたことがいかに重要なのか、そのことに気付くことができて良かったです。日頃、ついついスキルやノウハウに走ってしまいがちですが、一番大切なのは「あり方」だと再認識しました。
・新たな心持ちで組合活動に取り組もう!という気持ちになりました。貴重な気づきをありがとうございました。
・いつもは受け身で参加している組合役員たちの楽しそうな笑顔や普段聞けない声、学びへの熱意を引き出していただけたことに驚き、感謝しています。即実践できる内容で、今後の成長・変化が楽しみです。
・ここまで楽しそうに前向きに「参加」している参加者の姿は新鮮で、それだけでも大収穫!その上、伝えて欲しいメッセージや自分たちが言いたくても言えないことまでしっかりと伝えてくれ、それがしっかり皆さんに届いている様子が嬉しかったです。
・私自身、気づきも多く、メモを必死にとっていました。 当たり前に思っていたことや、認識しているはずなのに忘れがちだったことを、思い出させてくれたり、再認識させてくれたり、目が覚めた気分です。
・「欠けているところではなく、できているところを見る」、自分に対してはもちろん、部下をはじめとする周囲に対してもその焦点は忘れません!