-冠婚葬祭マナー&ユニバーサルマナー-
いざという時(弔事/慶事/接待など)に従業員の皆さんがたが適切な振舞いが出来るよう、労働組合として“冠婚葬祭マナー”を開催されておくと、万が一の場合でも慌てず対処することが出来ます。
・・・冠婚葬祭における、ご祝儀、お供え等、時代が変化しつつも伝統的な決まり事が多いものです。
とっさにどうすればよいかわからない、難しいと感じるお付き合いのマナーについてわかりやすく学んでいただきます。今回は某地方銀行従業員組合さま主催で津田典子さんを講師に迎え、冠婚葬祭マナーに加え、ユニバーサルマナーにも触れて頂きました。
-マナーとは?-
「社会人なんだからマナーをわきまえた行動をしなさい!」などと言われたこと経験があるかと思いますが、改めて「マナー」とは、相手を思いやる気持ちであり、相手への敬意を言葉や態度で表現する、ことです。
私たちは日々多くの方々と関わって生活・仕事をしています。意識はしていなくてもお互いを助け合っているから、成り立っている部分が多いのです。この社会を一緒に築いている仲間のためにマナーは存在するのです。
皆さん、ここで「ビジネスマナーチェック」をしてみましょう。『いつも自分から挨拶をしている』など10の設問に対して、いくつの◎、〇がつきますか?
-冠婚葬祭マナー① ~結婚式~-
年齢を重ねると、逆に機会が少なるなる傾向にありますが、結婚式に招待されたら楽しみな反面、招待状の返信やご祝儀、当日の服装から振る舞いまで様々なマナーも気になるところです。
「初めてで全く分からない」 という人から 「何度か出席しているけど実はあまりマナーに自信がない」 という人まで、バッチリ! 結婚式で最低限おさえておきたい基本のマナーをご紹介します。
結婚式に呼ばれたときのチェックポイントとして主に3つをおさえておきましょう。
1.返信はがきの書き方 2.ご祝儀を用意 3.忌み言葉(NGワード)
-冠婚葬祭マナー① ~お葬式~-
お葬式では失礼のないように守るマナーがあります。挨拶の言葉から服装まで、注意するポイントは多岐に渡るため、参列にあたり不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
亡くなった方を送り出すお葬式において、マナーは重要な要素です。しかしお葬式にはいくつかの段階や種類があり、それぞれでマナーが異なることがあります。どのマナーが適切なのか判断できるように、まずはお葬式で行われる儀式の内容を理解しておきましょう。
お葬式に参列する際のチェックポイントとして主に3つをおさえておきましょう。
1.服装 2.お香典 3.お通夜と告別式
・・・事前に不安を払拭することで、いざというときもスムーズに参列できるでしょう。
-ユニバーサルマナーとは?-
高齢者や障がい者、ベビーカー利用者、外国人など多様な方々を街で見かけるようになった現代。「ユニバーサルマナー」とは、多様な方々(ダイバーシティ)に向き合うためのマインドとアクションを指す造語であり、
年齢/性別/障がいの有無に係わらず、“全ての人”に対するマナーのことです。多様化する現代だからこそ必要な「ユニバーサルマナー」という考え方。
・・・日本では2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて急速に広がりを見せました。
“自分とは違う誰かの視点に立ち行動すること”は、特別な対応ではなく、「こころづかい」の一つです。 多様な方々へ向き合うためのマインドとアクション。
例えハード(設備)を変えることができなくても、私たち一人ひとりの“ハート”は今すぐに変えることができます。自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと、行動することで押しつけではなく「選択の自由」をつくるような“こころづかい”が生まれます。
街中や交通機関等で「困っている人がいるな…」「でもなんて声をかけようか…」日本人の対応は“過剰と無関心”の二極化とも言われていますが、それはただ接し方がわかれらないからです。
ユニバーサルマナーの考えを知り実践することで、多様化する現代でも“こころづかい”の輪を広げることができます。
『何となくわかるを正しい知識に 〜暮らしに役立つマナー研修(冠婚葬祭とユニバーサルマナー)〜』(津田典子さん)
・本日はありがとうございました。「冠婚葬祭マナー」のことを仲々体系的に学ぶ機会がないので、今回こうして組合事業として開催できて本当に良かったと思います。質問も想定以上に出たので、参加者の皆さんの興味の高さが伺えました。意外と知らないことも多かったので、各自今後に活かせる内容でした。
・冠婚葬祭ということで、具体的ですぐに出来そうなコツをたくさん教えていただき、とても有意義でした。
・オンライン開催でしたが、講師が終始笑顔で質問しやすい雰囲気で接してくださり、一方的に話講話だけでなくzoomの投票機能を上手く活用されていて飽きなく参加することができました。
・年齢を重ね、仕事で責任ある立場になると“知らない”ではすみませんので、マナーについて正しく知る機会になり、参加して本当に良かったです。
・弔事や慶事に慌てないため、心得ておきたいビジネスマナーの基本を学ぶことが出来て良い機会になりました。
・ユニバーサルマナーという言葉自体、初めて聞きましたがこの多様性の時代にとても大事な接し方だと思いました。
・マナーは誰かが教えてくれるわけではありません。職場研修で「ビジネスマナー」は学べても、冠婚葬祭マナーを学ぶ機会はほとんどないのが実情なので、良い機会を設けていただき、感謝しております。
・冠婚葬祭のマナーについて学ぶことができてよかったです。まだ成人してから結婚式やお葬式に参加したことがないのですが、今後、参加することがある時には今回学んだことを活かしたいと思います。またユニバーサルマナーについては、すぐにでも活かせる場面があると思うので、相手を慮る気持ちを大切にしていきたいと思いました。
・返信はがきの書き方、お葬式の服装、祝儀袋や不祝儀袋の事は、気になっていた事だったので勉強になりました。ありがとうございました。