【オペレーション日記】vol.146 ~福西崇史さん~

―オンデマンド配信とは!?―

“オンデマンド配信”とは、あらかじめ撮影・編集しておいた動画を動画配信用のサーバーにアップロードしておくことで、視聴者が好きなタイミングで動画を視聴することができるという配信形式です。

ライブ配信したいけど、参加人数が多すぎて開催日を統一するのが難しい

オンデマンドだとある程度、期間に猶予があるので一人でも多くの従業員に視聴してもらえそう。

・・・ということで、オンデマンド(事前収録型)を採用される組合さんも少なくありません。

福西崇史さんオンデマンド講演

某メーカー労組さまの主催で、講師は福西崇史(ふくにしたかし)さん。学生時代、決してエリートではなかった福西選手でしたが、日本代表として2度 ワールドカップに出場されるなど、輝かしい戦績を残されました。

2022年カタールW杯では、NHK解説をされていました。

プロを目指してから2002年、2006年のワールドカップ出場を果たすまで、どのようにモチベーションを維持してきたのか?段階ごとに目標を設定することでモチベーションを維持してきた秘訣をお伝えします。

プロとして生きるためのチャレンジ

・幼少期からプロへ至るまでエリートでは無かった

・プロになってからも通用せず、ある時コンバート(FWからボランチへポジション変更)されたのがきっかけ

・闘将ドゥンガとの出会い

・日本代表へ選出(2002年日韓W杯 ロシア戦5分間の出場)→次回ドイツW杯出場のモチベーションにつながる

・・・会社員として異動など様々な転機があると思いますが、ネガティブに捉えず、「そこで自分に何ができるのか?とポジティブに変換してみてください。きっと可能性を見いだせるはずです。

転機は成長に繋がる機会と捉え、ネガティブにならずポジティブにチャレンジしよう!

モチベーション維持と目標設定の選択

・日韓W杯を経てドイツW杯への意欲

・海外オファーを断り日本でプレー

・日韓W杯とドイツW杯のチーム比較(管理と放任/自主性?)

・役割の全うとは?

W杯というのは4年に1回。4年というのは短いようで長く、長いようで短い期間です。4年あれば半分以上が入れ替わる厳しい世界です。皆さんも同じですが、長いビジネスマン人生で例えば3年or4年ひとくくりで目標をつくっていき、一つずつクリアしながら最終目標に向かうということもありかも知れません。

大きな目標に向かう中でモチベーションを維持するためには組織での役割を全うし、小さな目標を達成していくことが大切

コミュニケーションとチームビルディング

・ドイツW杯へ向けた中田ヒデさんとの言い合い →議論することを恐れない/より良い成果を出すために意見をぶつけあうことの大切さ

・言い合いを踏まえた、より細かいところへのコミュニケーションの大事さ

・ドイツW杯前哨戦(ドイツ戦→マルタ戦)の時のチーム状況

・1戦目オーストラリア戦の内部状況と結果

しっかり人の話を聞くというのは大切で、一人ひとりの力を結束させ、組織・チームの力にしていく中で、どう個人の力を引き出していくか?チームの中で“自分の強み”を見つけていく作業が大切になります。

自分の強みを発揮するには他人の意見をどう取り入れるかが大切

・とても良かったです。福西さんのお人柄が出ていて、聞きやすい映像になっていました。

・サッカーファンも多くて、大成功だったと思います。事前の打ち合わせにも真摯に対応していただき、とても助かりました。

・大変良かったです。福西さんからの経験から色々学ぶ点が多かったと思います。

・講演後のアンケート結果から、「満足できる内容だった」との反応が得られた。

・決してエリートでなかった福西さんがいかにしてW杯2回も出れるほどの選手になったか?自分自身も映像を見ながら、励まされた部分が多かったです。

・最後、「番外編」という映像があり、アジア杯の福西さんとしての感想や課題など解説者としての意見を聞くことが出来たし、抽選でサッカーグッズがあたるというのも良い企画だと思いました。

プロの世界を生き抜くために ~組織の中で自分を活かす~』(福西崇史さん