【オペレーション日記】vol.116 ~栗山英樹さん~

3年ぶりのリアル開催

振返れば2020年3月頃からパンデミックの流行で、講演業界に大影響を及ぼし、ことごとく「リアル/対面式」開催が中止・延期に追い込まれました。

zoomなどのオンラインの台頭で、オンライン開催がリアル/対面式開催に取って替わりました。オンラインのメリット面もあるものの、デメリットもあり、

今回のお客さまは、実に3年ぶりとなるリアル/対面式開催となりました。

講演における著名人、集客とは?

講演事業を開催されるお客さまにとって大事な要素の一つが「集客」です。今回のお客さまも、久々に開催するリアル/対面式開催講演会事業ということで、内容は勿論ですが、「集客」を第一に考えられます。

しかし昨今、趣味・嗜好が多様化した中、仲々満場一致で「知名度講師」というのが以前より難しい時代になっています。ひと昔前であれば、人気スポーツと言えば、“野球”、“相撲”など数少ないジャンルでしたが、今はサッカー、卓球、テニス、マラソン、バスケット、バレーボールなど10人いれば10通りぐらいに、人気スポーツが分かれるような時代です。

栗山英樹さん講演会

そういう中で、タイミングよくWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催され、TV視聴率も40%以上獲得と日本じゅうを熱狂の渦に巻き込み、かつつい先日退任会見もされ、再度注目を浴びたタイミングということで、今回の主旨に合うベストな人選ではないかと思っております。

講演はWBCでのエピソードを中心に、ダルビッシュ選手や大谷選手など、選手の様子や、選手とのやり取りなどのエピソードが中心で、様々な示唆の富んだ内容となりました。

今回のチーム編成にあたり、勝利と大会を通じた貢献の二つを念頭に置いていた。「みんなが憧れるような選手をメインに据え、全選手が集まるチームにしたかった」。大谷翔平選手ら大リーガーを含む超一流選手を招集したことで、野球への関心を高めるだけでなく、若手選手の飛躍につながるチーム作りも重視した。

「選手が心の中のスイッチを入れる、伝え方が勝負だと思った。」

「日本野球、次の世代の子どもたちのためにみんな集まってくれた。」

「選手たちが自分たちで勝ちにいこうと思ってくれたのが、団結力として一番大きかった。」

抽象的な名言などから現実的なエピソードを導いてこられるのが秀逸で、グッと引き込まれる内容だったと思います。

・本日は大変お世話になり、ありがとうございました。大盛況で300名近い集客が出来、本当に良かったです。執行部一同にとっても大変に有意義な一日となりました。

・栗山監督は本当に気さくな方で、サービス精神あふれる講演をしてくださいました。90分がアッという間に過ぎた感じで、とても良かったです。

・大盛況のうちに終わることが出来ました。WBCの話も興味深く聞くことができましたし、大好評でした。

・とても良いお人柄というのもあり、WBCにあれだけの有名な大選手たちを集めることができたんだろうし、チーム一丸となれたんだろうと感じました。

変化を恐れていては何もできません。ピンチな状況こそチャンスの状況であるともいえます。

このコロナ禍をいかに乗り切るか?新たな壁を乗り越えることで、リニューアルした組合活動という形にいきつくかも知れませんし、我々はそのお手伝いをさせていただくべく、 日々学び続けることで進化していきます!