-リアル/対面式開催-
昨年の今頃は、まだまだ感染者数が多くオンライン開催が圧倒的多数を占めている状態でしたが、先月頃からリアル/対面式開催が増えてきております。
やはり長年親しんできた開催方法ですから、リアル/対面式開催出来る状況になり、お客さま(執行部さん)側も、講師側もひと安心といった感じが致します。
さて今回は同じ業界で集まる組合の地区大会で、山口真由さんを講師に迎え、事業開催をさせて頂く運びとなりました。
-山口真由さん-
山口さんとお会いするのがほぼ10年ぶり。上品で知的な方で、容姿端麗で素敵な方です。嬉しいことに本当に「馬が合う」とはこういうことなんだ、と思えるほど会場までの道中、本番開始までの控室で話がつきませんでした。
我々の業界も決して広くはないので、「ご縁」は本当に大切です。お客さまからお客さまへのご紹介や、講師から講師のご紹介など、殆ど「ご縁」で成り立っている仕事と言っても過言ではありません。
講演に関しては、参加者の皆さんにクローズドな質問をして挙手を促したり、映画『鬼滅の刃』に触れたり、退屈させない工夫が盛り込まれていました。
さすが山口真由さんで、プレゼンの上手さが目立ちました。
-日本人の価値観について-
講演内容で印象に残ったのが、日本人の価値観について。
個人主義でも全体主義でもない、そのハイブリッドで『家的な価値観』が強いという事。
例えば、夫婦別姓に反対する声の根っこには、最後に残った家的な価値観があるから。
小室圭さんと眞子さまの結婚について、秋篠宮殿下が日本の法律では「個人として結婚を止める権限はない」とおっしゃっていました。法律的には結婚は個人と個人の自由ですが、結納は違います。
“結納”とは一つの家と別の家との結びつきのための行事。
小室圭さんと眞子さまについては、一般の結納に当たる「納采(のうさい)の儀」など結婚に関連する儀式は行われず、皇籍を離れる皇族に支給される一時金も支給しなかった。
法律上での結婚を認めますが、家同士の結びつきを認める訳ではないですよ、との意味合いを感じ取ることが出来ます。
-ポリティカル・コレクトネス(Political Correctness)-
ポリティカル・コレクトネス(Political Correctness)についての話も印象に残りました。
人種だったり、性別など、人を何かの枠に収めることは差別になる。
そういった事を唱える活動は世界的に広まっており、日本にも確実にその流れが押し寄せてきてます、ということです。
今、日本では「LGBTQ」という認識ですが、世界ではよりマイノリティ的な見地から「LGBTQQIAAPPO2S」というとてつもなく細分化されているそうです。
その他、下記についても触れられとても興味深い内容でした。
・コロナによるパラダイムシフト
・オンラインの限界とリアルの価値の再評価
・「家族型組織」から「レジリエント企業」へ
この度はありがとうございました。受講者の評判も上々で主催者側としても満足しております。ご協力いただき、本当にありがとうございました!
・華やかな雰囲気がいい。明るく、わかりやすいお話でした。
・「才女」のイメージが強く、とっつきにくイメージでしたがとても親しみやすいキャラで、講演を聞いてファンになりました。
・普段聴くことがないお話の切り口だったので、とても参考になりました。
・山口さんのご活躍がすばらしい。ご出演されている番組もよく拝見しております。記念写真を撮っていただき、宝物になります。
・山口さんご自身の体験をベースにご講演頂きましたので、内容がわかり易く、心に響きました。
・一見、難しい内容をわかりやすくかみ砕いて伝えてくださったので、アッという間の80分間でした。
『アフターコロナの日本 〜日本に突き付けられる世界標準とは〜』(山口真由さん)
変化を恐れていては何もできません。ピンチな状況こそチャンスの状況であるともいえます。
このコロナ禍をいかに乗り切るか?新たな壁を乗り越えることで、リニューアルした組合活動という形にいきつくかも知れませんし、我々はそのお手伝いをさせていただくべく、 日々学び続けることで進化していきます!