【講師著書から読み解くビジネスの真髄】㉟

離職防止、人材不足解消

今、各企業・経営者の大きな悩みの一つが「若手人材の離職」ではないでしょうか?多くの企業や業界で、採用難と離職率の高さに悩まされていると言います。

日本は人口減少社会なので、好転せず永続的に続くことも予想されます。岡本文宏さんの今回の著書は「人材不足の解消」「離職防止」がテーマになっております。

せっかく採用して育ててきた若手の人材が離職してしまうのは、企業にとっては大きなダメージになります。そうした中で、経営者や上司・管理職に求められるのは成果で、「仕事ができる人材の確保」になります。

「最近の若者は何を考えているかわからなくてね…」と悩みを抱えておられるマネジメント側の皆さんがたには、是非!「15分で完結できるマネジメント法」を学んでみてください!

できる人材確保のためのマネジメント

上司・管理職と言えども、今はなるべく少ない人数で成果が求められるので、プレイングマネージャーとして先頭に立ちながらも、スタッフと向き合い、マネジメントも求められますが、そこまでの時間がかけられないというのが本音ではないでしょうか?

どこの企業も抱える課題ですが、現場では優秀な人から辞めていく傾向もあるので、現状を打破し、「できる人材」を辞めさせないために、どう行動すればいいのでしょうか?

多くの時間をかけずに、効率よく部下を育て、マネジメントできる手法が書かれています。

コミュニケーションの量と離職率

「上司とのコミュニケーションの量が少ないほど離職率は高く、コミュニケーションの量が多いほど離職率は低い」といわれています。


上司が自分のことを「気にかけてくれている」「よく見ていてくれている」ということから、部下は上司に信頼を寄せ、結果として会社を離れるという選択をしなくなるわけです。

マネジメントで大事なのは量もですが、質も大事です。個人差を把握して個別のマネジメントを行うことも大事です。そうなると一人ひとりに向き合う時間が必要となってくるのですが、それを岡本文宏さんは「15分マネジメント」で的確なマネジメントで、解消できるという考えです。

人材の定着率を一気に上げる  ~“育成・採用”の具体策~』(岡本文宏さん

・岡本さんは、上手に参加者の考えを引き出してくださり、少し先のイメージを伝えてくださるので、よかったです。

・人の問題がいつも悩みの種になっていて、思うような結果にはつながりませんでしたが、セミナーをきっかけに、課題解決の糸口が見つかった感じでした。

・机上の空論ではなく、実際のご経験からの話でしたので、説得力がありました。

・一見大人しそうで、つまらないかな?と思ってたのですが、モチベーション高く元気な方で、引き込まれて聞いて、アッという間の90分でした。

・先生の研修は、通り一辺倒のカリキュラムを講義するのではなく、新店オープン、新卒採用など、その時の会社の状況に合わせた内容で行うので、とてもありがたいです。 

・研修を受けての変化としては、皆が同じ方向を向いて進んでいくことができるようになってきたこと。そして、一番変わることができたのは、なにより自分自身だと言えます。