-部下とのほどよい距離感とは?-
部下との距離感に悩む上司は多いと思います。近すぎても遠すぎてもダメで、“ほどよい距離感”が大事なのです。
管理職やリーダーとして、思ったことを部下や後輩に伝えるのはなかなか難しいものです。つい消極的になってしまったり、「必要なときは部下から聞いてくるだろうから、無理してコミュニケーションしなくてもいい」などと判断してしまうこともあるかもしれません。
そう、いずれにしても「部下との距離が遠い」という状況になりがちなのです。
-職場のコミュニケーションという課題-
職場のコミュニケーションという課題ある状態を改善すべきだと感じていても、大体の場合、「目の前の業務が忙しくて、新たな取り組みはできない」という理由などで、コミュニケーションという曖昧な課題は後回しにされる現状は多々見受けられます。
『最強のチームリーダーがやっている部下との距離のとり方』(津田典子さん・フォレスト出版 )
は、各職場で起きているだろうコミュニケーションの課題に対して、状況打破すべく書かれた著書になります。
コミュニケーションの改善だけを目的としたものではなく、コミュニケーションでチームパフォーマンスを上げるためにはどうしたらいいのか?結果を出せるチームコミュニケーションとはいかなるものか?を解説した著書です。
-快適距離感メソッド」で、距離感を最適化!-
管理職・リーダーとしてどのように部下との距離感を最適化し、信頼関係を築いていけばいいのでしょうか?
「同じ課なのにあまりしゃべったことがない。」
「新人が配属されたけれど、世代ギャップを感じて話せない。」
・・・こういう思いになった経験はありませんか?
よく言われる例えですが、「物理的には近いが、心理的に遠い」という関係性では、信頼や心理的安全性がベースになっていないため、意思疎通もチグハグになるし、チームのためにというモチベーションも仲々生まれにくくなります。
津田さんは「快適距離感メソッド」と名付けた理論では、そのベースとなるマインドに、実践に必要な観察力・想像力・表現力という3つの力を利用して、部下との距離を縮める方法、心地よい場をつくる方法について書かれています。
-「ただの集まり」を「自律型人材チーム」に!-
部下との距離の縮め方に戸惑いを感じていたり、必要なこと以外仲々話しかけることが出来なかったりというお悩みを持つ管理職、リーダーの方々には是非!読んでいただきたい一冊です。
心地よい日々のコミュニケーションが、いかに業績や成果に結びつくものかが、ご理解いただける内容となっております。
第1章 うまくいかないチーム、残念なチームリーダーはこれだ!
第2章 快適距離感メソッドの土台は「マインド」
第3章 部下の変化を「観察」する 実践・快適距離感メソッド
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『 管理職・リーダーは知っておきたい! 〜若手社員のやる気と能力を引き出す育成法〜』(津田典子さん)
・フィードバックを受けながら、自分の価値をどのように活かし貢献していくかを理解していく作業だったので、組織内キャリア形成に不可欠な、他者理解と共生力も深まる内容で良かったです。
・具体的ですぐに出来そうなコツをたくさん教えていただき、とても有意義でした。講師が終始笑顔で質問しやすい雰囲気で接してくださり、社内のコミュニケーションもまさにこれだと、講師の姿を見て感じました。
・ワークの事例が本当に社内で起こるような内容で、大変わかりやすかった。
・心理的安全性という言葉は知っていたが、具体的な後輩への接し方がわかり、明日からやってみようと思いました。
・接し方がワンパターン、という意識がなかったので指摘されて驚きました。そんなこと考えたこともなかった、ということがたくさん学べました。具体的な声のかけ方が非常に参考になりました。
・これほど自分自身のことをじっくり考えたことがなかったので、とても深い時間でした。