-メンタルの変化に悩み始めたら・・-
日本では、毎年100万人前後が発症すると言われている“うつ病”。コロナ禍でその傾向は強まり、さらに不安障害に悩む人も増えていると言われております。
メンタル不調には、うつ・抑うつ状態など、いろいろな呼び方がありますが、そうした“心の水位”が下がっている状況とはどういうものなのかを理解し、早めのケアすることが大切です。
うつ病がどうして起こるのか現在?現在わかっている原因としては、「心理的なストレス」、「脳内の変化」、「なりやすい体質」の3つがあると言われており、これら3つの原因が重なって、うつ病を引き起こしていると考えられます。
うつ病は心の病と思われがちですが、実は脳の病気でもあります。
-著者 尾林誉史さん-
著者はサラリーマンを経て精神科医になったという異例の経歴の持ち主でもある尾林誉史(おばやし たかふみ)さん。現在はVISION PARTNERメンタルクリニック四谷院長として、多くの企業でカウンセリング業務を務める産業医として活動されております。
東大卒業後、リクルートに入社し、営業職として過酷な最前線で闘う中で自身も心のバランスを崩しかけ、日本の精神科・心療内科の抱える問題点に気づき、精神科医の道を歩むことになりました。
-心の水位について-
メンタルの調子をイメージしやすいよう、尾林さんは「心の水位」と表現されております。
《心の水位が下がっている状況》とはどういうものなのかを理解し、早めのケアすることが大切だと力説されています。
精神的・肉体的ストレスで、脳がうまく働かなくなっている状態が「うつ」といわれるもので、セロトニンなど神経伝達物質の枯渇によって、心の水位が下がってしまっているということです。
-元サラリーマンの精神科医が教える-
かつて尾林さんご自身が「気持ちが沈んでしまう」ような状況に追い詰められたからこそ、同じように心の水位が下がり、心細い状態にある人に、少しでも安心してもらいたいと考えておられるようです。
同著書では、「病院選び」や「薬のこと」、「復職」に至るまで、メンタル不調を自覚した段階から、回復して復職するまで知っておいてほしいことをQ&Aでわかりやすく解説されております。
・・・『心の水位が低い状態からまた高めていく作業は、その人にとっての成熟であったり、生き方の再定義だったり、より充実した自分を探すことだったりします。じたばたして悩んだ分、より良い自分になることができるのです。』
『元サラリーマンの精神科医が教える 〜働く人のためのメンタルヘルス術〜』(尾林誉史さん)
・うつ状態について大変わかりやすく、研修内容が大変よかったとのお声を頂きました。
・知識の習得とともに意識の変容に繋がったと思います。うつを治すには病院選びが一番重要で、いい病院の見極め方が分かりました。
・とても好評で良い内容でしたので、「次回も是非呼んでほしい」という声が多かった。
・「本当に今のままでいいのだろうか」だとか「治るのだろうか」と不安でしたが、何もしなくていいということがわかり、また復職までのプロセスがわかってきました。
・うつを治すためには自分の頭で考える必要があり、そのサポートをするのが精神科医やカウンセラーの役目になることが理解でき良かったです。
・・・いかがでしょうか?リアル/オンライン講演事業に取り組まれる執行部さんのご参考になれば、幸いです。