-世界を席巻するGAFA(ガーファ)-
AIやIoTなどのニュースを多く目にするようになりました。ITに関する情報は目まぐるしく変わるため、常にアンテナを張って情報収集している方も多いのではないでしょうか。
IT市場を席巻し、動向を見逃せない有名企業群は、皆さんご承知のようにそれぞれの頭文字をとって「GAFA(ガーファ)」と呼ばれています。
「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」の頭文字を集めた呼称で、「Google」は検索エンジン、「Apple」はデジタルデバイス、「Facebook」はSNS、「Amazon」はネットショップと、それぞれの分野でマーケットを席巻している企業です。
・・・皆さんも一度は利用されたことがあるのではないでしょうか?
-「効率的・生産的ではない」会議に悩むビジネスパーソンへ-
世界トップクラスの生産性を誇るAmazonですが、規模を拡大し続けながらも、顧客満足を維持しつつ収益も確保できている・・・毎日いったいどんな「会議」をしているのでしょうか?
とても気になる部分ですが、それらを詳しく解説されたのが、『amazonのすごい会議: ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法』であり、読んでみると、目から鱗が落ちる最新のメソッドもいくつか紹介されています。
例えば・・・Amazonの会議には不思議なルールがあり、会議は沈黙から始まり、資料は2種類のみ(1ページか6ページ)、パワーポイントは不可で文章で描くなど。
-「誰でも」「いつでも」「正しくわかる」資料を-
一般的に会議資料として良く見掛けるのが、「パワーポイントに箇条書きで要点を書き込んだ」ものです。それをプロジェクターで映しながら説明を加えるというプレゼンテーションは、非常に多くの企業で行われていると思います。
Amazonで箇条書きやパワーポイントが禁止されている理由として、箇条書きだと行間を読むことで、人によって解釈の違いが生じやすく、発表者も行間に様々な思いや考察を埋め込んで説明することが多いからだそうです。
-資料で大切なのは見栄えよりも中身-
個人的には一番「ドキッ」とした部分かも知れません。
パワーポイントの資料では見栄えを良くしようと、アニメーションなどを使ってひと手間かけたりすることが多いと思います。極端な話だと、アニメーションに力を入れてしまったり・・・というご経験が思い当たる方も多いかも知れません。
インパクトを出したり、アニメーションを多用して観る者の興味を引き付けることができますが、ジェフ・ベゾスはそもそもムダが大嫌いなということで、無駄な作業だと感じたのかもしれません。
・・・Amazonの会議の効率化や意思決定の方法、アイデア出しのプロセスなどが詳しく解説されています。会議の質を向上させるためのヒントやアイデアも満載で、全てのビジネスパーソンにとって興味深い一冊と言えると思います。
『アマゾンの会議術(ファシリテーション) ~ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法~』(佐藤将之さん)
・講師の方の説明が分かりやすく、リーダーの役割、心構えについて十分学ぶことができた。このセミナーで学んだことを今後の自分の業務に役立てようと思います。
・社内で新規ビジネス創出のミッションを担っているが、イノベーションを支える仕組み、プレスリリースのポイント、KPI の重要性、注意すべき点など、多くの事を教えて頂いたので、社内で活かしていきたい。
・イノベーションの事例研究として、書籍等を通じてアマゾンの取組みを理解したつもりだったが、書籍には記載がない新たな情報や背景を聞くことができて、大変参考になった。
・アマゾンのサービス力の源泉を良く理解できました。未だ、自社の顧客満足度を理解できていないと認識しました。今後の取組みを検討したい。
・普段なかなか意識できないことへの気付き、新しい視点も非常に勉強になった。
・急成長した企業の考え方が分かり、自社での新ビジネス考察の中で、活用させていただきます。
・講師の方の説明もとても分かりやすく、仕事でも参考になる内容でした。質問をする時間がない講義が多いですが、今回は質問時間があったのでとても良かったです。ありがとうございました。