【講師著書から読み解くビジネスの真髄】㊱

ビジネスマンに必要な〇〇力

ビジネスを成功させていく上で、必要となる様々なスキル。それらを置き換えると、「話す力」「聴く力」「共感力」「持ち直す力」・・・など、特に著書として出す場合は、分かりやすいので、「〇〇力」という単語・造語が使われる場合が多いです。

今回、船見敏子さんが目を付けられたのが、「相談力」。

相談者と相談を受ける人の2つの立場から成り立つのが「相談」。それぞれの立場に基づいた2つの相談力があります。相談者が持つ相談に乗ってもらい何らかのメリットを得る力と、相談を受ける人が持つ相談を受けることで相手を支援する力。

相談力を活用するためには、伝える力・傾聴力・質問力といったコミュニケーションスキルやロジカルシンキングのスキルが必要になってきます。     

カウンセラーとして

欧米に比べ、日本はまだまだカウンセリングを受ける割合が少ないと言われておりますが、カウンセラーとは助言者・相談員のことで、一般的には心理カウンセラーを指すことが多いです。

活動範囲は職場・医療機関・学校など多岐に渡り、悩みや相談ごとを持つ人に対応し、本人自身が自己解決や、自己理解にたどり着くための支援をすることが主な役割です。

悩んでいたり、つらい気持ちのときには、自分の気持ちがよく分からなったり、色々迷ってしまうこともあると思いますが、自分のことを話し、それをしっかり聞いてもらうことで、問題点が整理できたり、解決への糸口が見つかったりします。

自分自身の力で立直っていくきっかけをつくったり、気持ちや考え方を整理していくサポートを行ったりするのがカウンセリングです。

・・・インタビュアー、カウンセラーとして、20年以上にわたり、企業トップ・作家・俳優・ミュージシャンなど1,000人超の著名人を取材経験のある船見さんが経験談を基に、ある意味満を持して書かれた著書です。

相談力を身につけるには

相談力を身につけたいと感じたことはないでしょうか?周囲には「相談、頼る」のが上手い人とそうでない人が見受けられます。   

仕事のストレスを抱え込むことは、仕事とプライベートの両面を充実させる上で大きな影響を及ぼすことがあります。親しい人に相談できる環境を作り、ご家族や友人、同僚などと意図的に過ごすことも良いかも知れません。

船見敏子さん自身も、カウンセラーとして活動される中で、仲々相談がうまくできなくて仕事を抱え込んでしまったり、孤立してしまうケースがとても多いことが気になっておられたようです。

私たち日本人は、自分で抱え込んでしまうというか、人に相談することを躊躇する傾向があります。そしてビジネスの現場も、働き方改革や人手不足で、みんな余裕がなかったりするので、待っていては周囲から「どうしたの?」と声が掛からなくなっています。

新型コロナの影響もあったりで、益々「相談しづらい」世の中になっているのかも知れません。

・・・ですが早めに相談することで、気持ちが楽になったり、事態が解決するケースも多々あるので、相談の力は大きいと思います。もっと気軽に相談できるビジネスの現場や、世の中になれば「笑顔」が増えていくような気がします。

職場コミュニケーションが好転! 〜傾聴力スキルを高めるには〜』(船見敏子さん

・とにかく楽しかったです。ワークを取り入れた内容は、退屈することがありませんでした。スキルも細かく教えていただき、参考になりました。実習が多く、気づきがたくさんあり有意義でした。 

・今回の研修は、新任・若手が主な対象でした。メンタルヘルスの基礎知識部分から上司として気を付けないといけない部分をわかりやすくご説明いただきました 。 

・人に負担をかけることが申し訳ない気持ちが先立ち、どちらかと言うと相談するのが苦手な方です。気質的な面があるから簡単に変わることはできないかも知れませんが、講演をきっかけに少しでも相談力をつけたいと思いました。

・適度にグループワーク的な内容を含めて頂き、初対面の人も多い参加者間の交流、意見を出し合うことによる主体的な参加意識の向上につながった思います。 

・聞き取りやすさや話の内容の分かりやすさなど、非常に良かったと思います。 

・シンプルですが、本質を捉えた内容で分かりやすいものでした。アンケート結果では、総じて満足いただけた様です。