-おもてなし、気遣いの基本-
「自分の言動の先に、相手がいることをしっかりと意識すること」 ・・・これが、おもてなし・気遣いの基本だそうです。
「まさしく!」という感じで、周囲に気を配れない自分よがりの行動というのは、傍らか見ていると、「!?」と思う時もあります。
自然に、さりげなくというのは意外と難しいものですが、仕事や日常のコミュニケーションが円滑になる“さりげないコツ”をアドバイスしています。
-内弁慶?外弁慶-
サッカー杯などではよくニュースで見かけますが、観客席やロッカールームを綺麗にしてから帰るなど、海外からも賞賛される日本のおもてなし・気遣いの文化ですが、
一方で、あおり運転、アルバイトの悪ふざけ動画etc.・・・
「相手のことを考えたら」、「これが同じ国で起きている現象なんだ」というニュースが報道されることがしばしあることも事実で・・。
そうやって振り返ると、やはり“自分の言動の先に、相手がいることをしっかりと意識する”ことの大切さが身にします。
この本では、単にマニュアル化された接客やマナーとは一線を画した、 相手と自分の心がしっかり通った“”さりげない”気遣いが身につくコツが書かれています。
-さりげない気遣いの3つの特徴-
1.「誰も見ていなくてもいい」「気づかれなくてもいい」と割り切る
2.相手や状況に合わせて最適解を考える
3.気遣いをする対象者を選ばない
気遣いとは、相手のことを気にかけて配慮することなので、具体的には相手に「不快な思いをさせたくない」、「よい気分で過ごしてほしい」という思いからくる行いです。
気が利くというのは、気遣いをする上で重要なポイントではないかと思います。常に周囲に気を配っているため、相手のちょっとした変化や違いも見逃しません。
「ちょっとした変化に気付く」、「会話に入っていない人へ声をかける」、「 さりげない行動で周りをサポートする」など、繊細な配慮を行うことができるので、周囲に“気遣いができる人”という印象を与えるのではないでしょうか?
ビジネスでも当然、気遣いができた方がいいので、仕事の成果として表れることも多いでしょう。
「自然に、さりげなく」ということをどれだけ自分が意識しているかということ、
気遣いについて大事なポイントについて多くのことが学べる一冊となっています。
『「本物の接客」著者がお伝えする! 〜少しのコツで差が付く「接客の基本」 おもてなしホスピタリティ接客〜』(菊地麻衣子さん)
・「さすがです!」の一言です。プロの覚悟と心意気を教えていただきました。ホスピタリティを超えた人としての基本をあらためて学ぶことができました。
・とても分かりやすく心に響いた。あっという間の時間でもっと聞きたくなる魅力的な講師でした。イチから自分を見直していこうと感じました。
・仕事感が変わリました。大変面白かったです。とてもきれいな声でホスピタリティのあリ方がとても参考になました。
・先生自身の失敗や体験談も織り交ぜながらの、とても分かりやすい講演だった。90分があっという間に感じられ、もう少しお話しを聴いていたいと感じるほど引き込まれる講演でとても勉強になった。
・接客のプロとして優秀な成績を納められた方の講演だったので非常に説得力のあるものだった。中でも 接客をするうえで大切にしている「時間・空間・情報」という話は自身のお客様応対に即実践できるような具体的な話だった。
・菊地さんの講演は私たちが目ざしている「すべては目の前のお客様のために」と 相通じる話で聞いているみなさんにも素直に受け止めていただけたのではないかと思う。