【講演企画担当者が知っておくべきこと】vol.168

ハイブリッド型2(対面式+個別視聴)

コロナ禍でのオンライン講演開催の時期を経て、労組講演事業に関しては、開催方法がその事業の特性によって様々な形に分かれており、ハイブリッド型講演という、対面式(オフライン)とオンラインの双方を組み合わせた複合的な形式が、最近では増えつつあります。

従来のリアル/対面式開催とは異なり、一部の参加者が会場に集まり、他の参加者がオンラインでセミナーに参加します。拠点が多い企業/労働組合では講演会を実際行う会場近辺の方は実際に来られ、遠方の方や諸事情でオンライン参加という選択肢が広がることは良いことではないでしょうか?

ハイブリッド型講演は、リアル/対面式開催とオンライン講演のメリットを併せ持っているため、多くの参加者を獲得可能です。

ハイブリッド形式で開催するメリット

ハイブリッドセミナーは、従来の対面型セミナーとオンラインセミナーのメリットを併せ持っているため、多くの参加者を獲得可能です。

・参加者の上限を増やすことができる オフラインセミナーとオンラインセミナーを同時開催することにより、多くの人々がセミナーに参加できるようになりました。

・参加のハードルを下げることができる など

ハイブリッド型講演 オペレーター

ハイブリッド型講演の成功には、適切な機材のサポートと人材(スタッフ)が欠かせません。専門オペレーターを依頼することで、ハイブリッドセミナーを成功へと導くことができます。  機材の専門オペレーターは会場の設備やオンライン配信の技術サポートを担当し、スムーズな進行をサポートする人材です。

労働組合さんの場合、「仮に全員がリアル/対面参加だとして交通費がどれくらいかかるか?」という要素との比較になりますので、ハイブリッドオペレーションにはリーズナブルな料金体系という部分が求められますが、弊社の場合そういうオペレーション会社と提携しておりますので、ご安心ください。

弊社ハイブリッド講演 オペレーション事例

会場常設機材と弊社持ち込み機材を組み合わせてシステムを構築しております。

今回の使用機材

(会場常設機材) ワイヤレスマイク・音響ミキサー・スピーカー

(弊社機材) PC×2・カメラ×2・映像スイッチャー・キャプチャーボード×1・各種ケーブル

映像

カメラは2台用意し、1台は講演者と司会者の拡大映像、もう1台は会場の俯瞰映像を撮影。それぞれのカメラを映像スイッチャーへ繋ぎ、適宜映像を切り替え。

2台のカメラを使うことで、拡大映像でのズームインやズームアウトなどのカメラ対処を見せることなくスムーズな配信映像を実現。

音声

音声は「会場」「オンライン配信」の両方へ出す必要があるため、マイク音を音響ミキサーから会場スピーカーと映像スイッチャーへそれぞれ出力。

配信

配信オペレーションでは定刻の5分前からライブ配信をスタートし、講演が始まるまでBGMを流しモーリーさんの紹介画像を表示。

講演中も流れに合わせて各種スライドを表示し、講演終了時も同様にBGMを流し用意した終了画像を表示。

最後に・・・

ハイブリッドセミナーでは、オフライン会場の設営だけでなく、オンライン配信の環境を整備しなければなりません。  オフライン会場では参加者の快適な過ごしやすさを重視し、必要な機材やサポートを用意します。

オンライン配信環境では、カメラの配置や映像品質・音声のクリアさなどを確保しておくことが重要になります。

・ハイブリッド開催でしたが、リアル/オンラインともに参加人数という部分では満足しておりますし、講演内容も非常にタメになる内容で、かつ笑う箇所もあったため参加者には好評!でした。


・講演オペレーションに関してですが、オンライン併用配信への変更対応、弊社側の下見や前日準備対応、また当日の細かな情報連携含め、申し分ない対応を頂けたと思っております。

・本日はありがとうございました。zoomウェビナーということで、こちらの顔出しもないし、逆にリラックスして聞くことが出来ました。講演はとても興味深い内容で聞き応えがありました。


・是非、会場に足を運びたかったですが物理的に叶わず・・ですが、こうしてオンラインで講師の話を聞く機会を持つことができ、執行部さんには感謝しております。

・今までは「リアル参加」という一択でしたが、こうしてオンライン参加という選択肢が出来たことは私たちにとっても非常に助かります。

・映像も綺麗で見やすかったし、音声/音質も良くオンライン参加でもとても満足いくクオリティだったと思います。