【講演企画担当者が知っておくべきことvol.62】

労働組合活動の全ての基盤は「仲間の安全と健康」であり、重大災害の撲滅に向けた無災害職場の確立をめざし、災害防止に日々努めておられることと思います。

いつ大きな事故が起きるか分からない中で、労働組合が担うべき役割に関し「安全衛生研修会」や「安全衛生担当者研修会」などを通して情報収集など、より組合員に安全の意識を持っていただくため、お勧め安全衛生活動講演プランをご案内させて頂きます。

辻 太朗(つじ たろう)さん

「ホンネ」と 「タテマエ」の中で   〜本当の安全をつくる〜

本音と建前が存在する安全で、本当の安全をつくる為には何が大事なのかをお話します。
痛い思いをすれば誰でもわかる安全ですが、いかに痛い思いをする前に安全意識を高めて安全をつくるのか?
安全だけではなく工期も予算も一緒に考えないといけない現実。
矛盾だらけの安全をすすめるために大事な「目的」を伝え「安全意識」を高めるプログラムです。

長谷川孝幸(はせがわたかゆき)さん

職場を安心・安全にして労災ゼロに 〜ほめる職場が労災を防ぐ〜

「労災ゼロを目指しましょう」は間違いであり、正しくは「労災はゼロであらねばいけない」のです。労災セロでなくては従業員一人ひとりの幸せは実現せず、組織の永続もあり得ないからです。
労災ゼロのためにはしくみ作りと併せて風土づくりが重要です。
労災ゼロをあきらめない職場風土確立のために「ほめる組織」を固めていくことが有用です。

このことを確認し、ほめる職場にしていくための方策を考察します。

古橋麻美(ふるはしあさみ)さん

安全行動をするための脳づくり 〜脳を創って安全を創る〜

事故・災害・ヒヤリハットは、ヒューマンエラーと環境整備不足によって起きていることがほとんどです。コトが起きた時、上長は「気をつけなさい」「意識しなさい」と言います。
その「気をつける」ことや「意識」することができれば事故や災害は起こらないはずです。

講演では、ヒューマンエラーの根本的原因である「脳のメカニズム」に着目し「脳を創って、安全を創る」ための
実際に取り入れやすい時間もお金もかけないトレーニング法をお伝えしております。

森川あやこ(もりかわあやこ)さん

組合員の安全を守る!安心職場・現場のつくり方 〜ヒューマンエラーをチームコミュニケーションで防ぐ〜

組合員からの情報を収集し、安全で働きやすい環境整備を整えるにあたり、組合員との「労働災害を防ぐための情報収集」「情報提供」等のコミュニケーションが欠かせません。
労働災害やヒューマンエラーを防ぐシステムを万全にしていても、
「つい」「うっかり」の個人の行動が落とし穴となることがあります。

RSTトレーナー資格を保有している講師が、明日からすぐに行える安全のためのコミュニケーションのポイントと労働災害撲滅のためのチェック習慣をお伝えします。

中村成博(なかむらまさひろ)さん

いつ起きてもおかしくない!次世代型、防災のススメ 〜安全とは自ら勝ち取るもの〜

地震・津波・大雨・洪水・土砂崩れ・・・など、自然災害が多発している今、一人ひとりの防災・減災意識の向上が、これまで以上に重要となってきます。

命を守るためには正しい知識と被害にあわないための備えが必要です。
当南海トラフ巨大地震や首都直下地震など、年々発生の危機感が高まる中、これまで以上に若い世代の参加・参画の啓蒙が求められます。

次世代型の防災啓蒙のスタイルを提供します。

晴香葉子(はるかようこ)さん

もしも!の時に差がでる、防災行動心理学 〜職場の生産性もアップ!生き抜く力とコミュニケーション 〜

防災危機管理士の資格も持つ心理学・コミュニケーション学の専門家が、
本当に知っておきたい防災の基礎知識・非常時の行動心理・具体的なコミュニケーションについて、心を込めてお伝えします。
非常時だけでなく、日常生活においても「生き抜く力と絆」が強化される内容です。

・・・いかがでしょうか?オンライン講演事業に取り組まれる執行部さんのご参考になれば、幸いです。