-住宅メーカーさま主催研修会-
『営業・工務スタッフのスペシャリストになるために』と銘打ち、FC店長対象の研修が、大阪・東京会場に分かれ、複数日にわたる研修が行われました。
店舗運営は店長次第。店長の人間力向上・マネジメント力向上を目的として、FC本部の役割として勉強の機会を設けられた研修事業です。
-職場定着、人材定着について-
近年、「若手社員の離職」に課題を抱えている企業は非常に多いです。弊社ではよりポジティブに捉えるため、“職場定着・人材定着”という単語を使用しております。
中村成博さんは、マクドナルド店長のご経験があり、「少ない人数でどうやって生産性を上げるか?」「いかに辞めない組織にするか?」を実体験から得た理論を話されます。
飲食業界の離職率の平均が40%のところ、中村成博さんが運営されていた店舗は0人。人を大切にし、生産性を上げると自ずと売り上げも上がりました!ということです。
-効果的な研修の受け方-
同じ研修を受けても、その後の変化・成長は三者三様です。出来るなら、研修を受けた成果を出したいもので、中村成博さんは冒頭でアツく語ります。
《知っているかどうか?》の視点ではなく、《今出来ているかどうか?》の視点で聴く。
私たちは「知っていること」だと思ってしまうと、「出来ている」わけではないのに、聞き流してしまうことがあります。「知ってる」ことと「出来る」ことの違いを体感する研修でもありました。
-「やり方」より「在り方」を意識する-
私たちはうまくいってない時ほど、「やり方」にこだわってしまいがちですが、うまくいってない時ほど「在り方」を見直すことが大切です。
何を意識して仕事をするのか?ということにも繋がりますが、本質・根幹・「何のために」を追求することなのです。
私たちは意識してものに目がいくと言われていますが、逆を言うと「意識していないものは例え目の前にあっても見えない」ということなのです。
短期的な成果を出すのは『やり方』だけでも有効な場合もありますが、持続・長期的な成果・成長には『在り方』が不可欠なのです。
-組織が抱える「人」の問題-
どの組織でも抱えている課題が「人」です。『採用』、『育成』、『定着』という三要素がありますが、順番を間違ってはいけません。
人材に関する優先順位は、以下になります。
『定着』 ⇒『育成』 ⇒『採用』
どんなに採用にお金をかけたとしても、まずは「人が辞めない」組織を作ることが先決です。これが出来ないと、『採用』も『育成』も時間と経費の無駄ということになりかねません。
-仕事の価値を高める-
自分自身が仕事・業種に《価値》を感じていなければ、上司や後輩・お客さまが《価値》を感じるわけがありません。
どんな仕事をしているかではなく、どんな《意識》で働いているかが、周りの《評価》と自分の《成長》に繋がるのです!
・中村講師の研修、期待以上に素晴らしかったです。2時間の講演をお聞きした時にも、とても良い講演だと感じておりましたが、今回の5時間の研修は、期待を遥かに上回る素晴らしい研修だと感じました。
・受講されたフランチャイジーの皆様もとても真剣に受講され、満足いただけたと思われます。
・弊社社長はとても感動していました。『素晴らしい人の出逢い感謝です』と、中村講師との出会いをとても喜んでいました。
・『やり方』より『あり方』を意識する という中村講師の言葉が、従業員に対して今年の年初に発信した文書に全く同じ言葉で書いており、まるで事前に打合せをしたかのような、自分の考え方と同じ講師に出会えた喜びを感じられております。
・参加者から「とても良かった」「これから実践していく」との声が多く、大変為になるセミナーとなり、有意義な時間になりました。
『若手従業員職場定着のための 〜当事者意識と“在り方”の意識〜』(中村成博さん)
変化を恐れていては何もできません。ピンチな状況こそチャンスの状況であるともいえます。
このコロナ禍をいかに乗り切るか?新たな壁を乗り越えることで、リニューアルした組合活動という形にいきつくかも知れませんし、我々はそのお手伝いをさせていただくべく、 日々学び続けることで進化していきます!