【真のホスト道を極める方法】 ~ライバルはローランド⁉️~vol.50

4種類のオンライン配信について

前号では、メリットを含めたオンライン講演の基本を解説させて頂きましたが、一口にオンライン講演と言っても、それぞれ特徴の異なる4種類の開催パターンがあります。

オンライン講演を効果的なものにするためにも、それぞれの開催パターンの特徴を把握しておくことが肝心です。

オンライン講演ライブ配信(個別視聴型)

講師がカメラに向かって講演している様子をライブ配信し、参加者(ゲスト)それぞれが都合のいい場所で、個別にオンライン接続されたデバイスで視聴する開催パターン になります。

講師・参加者(ゲスト)が自身の拠点から移動する必要や、会場などを手配する必要がないのと、感染状況に左右されず開催出来る可能性が高いので、主催者側からすれば、コスト削減・開催可能性が高いという、この状況下では、もっとも期待できるパターンです。

ただし、リアルタイムで実施されるオンライン講演では、決められた時間に環境の整った場所で参加・受講しなければなりません。場合によっては、参加できない受講者が出てくる場合も考えられます。

弊社・個別視聴型実施例 一部)

2022.1古橋麻美さんオンライン講演-個別視聴型-
2022.2川口宏之さんオンライン講演-個別視聴型-

②オンライン講演ライブ配信(会場中継型)

講演会をライブ配信するという点では個別視聴型と同じですが、講師と一部参加者(ゲスト)を会場に集めて開催される講演会をライブ配信する、もしくは参加者(ゲスト)を集めた複数の拠点と中継をつないで講演会を開催するパターン になります。

地域によって感染状況が異なるケースもあるため、主催地域は問題なくても都市部が問題ある場合、そもそも講師が移動できないケースや、

参加者一同を同一会場に集めるのは心配だが、小規模・複数拠点に散らばり、ライブ配信することで感染予防にもなり、より臨場感ある演出が可能になります。

参加者毎にデバイスを用意する必要はないですが、拠点ごとに会場・設備を手配しなければいけないので、ある程度の負担・コストはかかってまいります。

弊社・会場中継型実施例 一部)

2021.9収納王子コジマジックさんオンライン講演-会場中継型-
2021.11進藤勇治さん・辻 太朗さんオンライン講演-会場中継型-

③オンライン講演ライブ配信(ハイブリッド型:個別視聴+会場中継型)

ライブ配信で、会場には講師・参加者が集合し、従来の対面式講演同様の設備を用意、そして一部オンライン参加者がいる形。参加者が対面とオンラインに分かれて参加する というパターンになります。

参加者は「会場に足を運ぶ」もしくは「配信を視聴する」どちらか方法で参加形式を選択できるので、遠方の参加者やデジタル環境が整っていない参加者を取りこぼすことなく、最大効率での集客が期待できることと思います。

リアル同様会場で実際に参加者を前にして、反応を見ながら身振り手振りを加えたり、話し方を工夫したり 講演を行うことが出来るので、講師側のメリットも大きいですね。

一方、リアル会場とオンライン配信という両方の準備が必要になるため、手間やコストが増えてしまいがちです。開催にかけた労力やコストに見合った集客効果が見込めるのかどうか?も含めて検討の必要があります。

弊社・ハイブリッド型実施例 一部)

2022.2菊間千乃さんオンライン講演-ハイブリッド型-

④オンライン講演オンデマンド配信(事前収録・一定期間配信型)

ライブ配信とは違い、事前に収録しておいた講演を、オンデマンド配信する開催パターン になります。

収録前に講師がしっかりと準備できるうえ、撮り直しや編集によって「テーマに沿ったコンパクトなオンライン講演」を配信できるのが特徴と言えます。受講者がどこからでも視聴できるのに加え、時間的な制約のないオンデマンド視聴が可能なのが最大のメリットと言えるかも知れません。場合によっては、ライブ配信時より集客できるケースもあります。

ただ、視聴者数を増やすのはこちらで操作できないので、難しい課題かも知れません。全体時間が70~80分という講演会なので、基本3つぐらいに映像を分割するのですが、誘導する工夫はしておりますが、1本目を見て2本目~3本目と継続して頂くのに、少々苦労しております。

弊社・オンデマンド配信実施例 一部)

2022.3収納王子コジマジックさんオンデマンド講演

・・・“ホスト(千里)の道も一歩から”。エージェント業界最高値となる200zoomを今日までに経験した塾長の実体験からの塾長なりの“ホスト道”、そして今後より“ホスト道を極める”ための考察をしていきたいと思います