【オペレーション日記】vol.86 ~馬渕磨理子さん①~

講演業界はコロナの影響を受け、現在開催手法として・・・1.オンライン開催 2.ハイブリッド開催 3.リアル(対面式)開催 に大きく分かれております。

お客さま側のご事情などで変わってきますので、講師含め我々講演エージェントも都度的確な対応を求められております。

リアル(対面式)講演会 運営業務-

さて、本日は弊社でも久々となるリアル(対面式)講演会の運営業務になります。オンラインオペレーション業務とは異なる、リアル(対面式)講演会の運営業務ならではの醍醐味があります。

①最寄り駅にて講師お出迎え

お客さまにお願いするケース、直接会場入りして頂くケースなど様々ですが、今回は弊社が同部分を担当させて頂きました。

改札口が何か所かある場合、何時にどこの改札口で待ち合わせすることを事前共有することは当然ながら、会場までの移動手段も確保し、スムーズに事を運ぶことがポイントになってきます。

万が一ということが想定されますから、早め早めのアクションが大事で、待ち合わせ時間の30分前には到着するよう心掛けております。

②タクシーにて会場に向かう

リアル(対面式)講演会の運営は、お客さま(主催側)との密な連携が大切です。タクシーで出発した後は、お客さまに連絡。予定通り進んでいることを共有致します。

道中の時間も大事で、講師とのコミュニケーションをどう取るか?講演エージェントとしてのコミュニケーション能力も試されます。

講師(相手)側の状況を見ながら、話し過ぎたり、沈黙が長かったりせず、丁度“良いあんばい”を計りながら、コミュニケーションを取ることを心掛けております。案件によって、会場までどれぐらいの時間がかかるのか?様々なのである程度想定をしておく(事前準備)ことも大事です。

併せて、タイミングを見ながら今日の事業概要の説明などもさせて頂いております。

一口に“講師対応”と言っても、様々なタイプの方がいますから、初めて会う方の場合は、いくつかのコミュニケーションプランをご用意されることをお勧めいたします。

③会場到着

ここからは講師だけでなく、お客さまも含めた三者の関係性を上手く取り持つというスキルが求められます。主催されるお客さまが主人公ですから、講演エージェントは決して出過ぎることなく、しかし存在感無しということでもなく、ここでも“良いあんばい”というのがキーワードになってきます。

④控室にて(前室対応)

前室対応も、大事なパートになってきます。ここでの講演エージェントの役割はお客さま・講師と上手くコミュニケーションが取れるよう、そして意思疎通を図れるようなMC的な立ち位置が求められます。

名刺交換などが済めば、お客さまの会社紹介、講演事業概要の共有、講演についての要望、その他不明点の解消を短時間で済ませる必要があるので、イメージとしては進行台本通りに、そつなく話を進めていくことです。

⑤講演本番までの時間

全てのアクションが滞りなく終わり、あとは講演本番を待つのみ。ここではタイムキーパー的な役割も担いますから、控室と会場を行き来し、会場の進行を確認したり、

そして本番直前ということでお客さまからのご質問などに適宜対応していく時間帯になります。

ここでも講演エージェントは“良いあんばい”が求められますので、講師自身は本番直前ということで、頭の中を整理したり、心を整えたり、様々な準備が必要な時間帯になりますので、あまり邪魔にならないよう、コミュニケーションを図ることが大事です。

⑥講演本番直前 

「そろそろ本番です!馬渕さん、入り口前に待機をお願いいたします。」・・・事業進行を確認し、お客さまと連携しながら、AD的な動きも要求されます。「講師紹介が済めば、ここの扉を開きます。」「演台までこういうルートで進んでください。」など、細かく指示を出させていただきます。

講師が演台に上がれば、講師ご本人にお任せするのみなので、我々は縁の下の力持ちということで、講師が無事演台に立ち、講演が始まることを見届けるまでがリアル(対面式)講演会の運営業務(講演前)の仕事になります。

運営業務(講演後)もあるのですが、また違う機会に紹介させて頂きます。

アフターコロナで経営者に必要な視点と 〜企業の取るべき戦略〜』(馬渕磨理子さん

変化を恐れていては何もできません。ピンチな状況こそチャンスの状況であるともいえます。

このコロナ禍をいかに乗り切るか?新たな壁を乗り越えることで、リニューアルした組合活動という形にいきつくかも知れませんし、我々はそのお手伝いをさせていただくべく、 日々学び続けることで進化していきます!