
-製薬業界の変化と激化する競争-
コロナ禍では、医療体制のひっ迫やワクチンの提供遅れをはじめとした日本の医療をめぐる諸問題が浮き彫りになったと同時に、新薬開発競争の激化や医師との接点の減少、日本市場での治験の優先度低下など、製薬企業を取り巻く環境も大きく変化しております。

・・・今回某製薬労組さま主催で、『単なるタイムマネジメントの方法ではなく、時間泥棒につながる「悪影響をおよぼしている要因が他にもある。」といったことも知ってもらいながら、意識的に効率的な働き方かつWLBの実現に繋げていただきたい。』というご意向で、組合として時間と成果に対する意識の更なる向上を図る目的で今蔵ゆかりさんオンライン講演を開催させて頂きました。
-ゆとりを生み出す習慣-
「なんであの人はいつも余裕があるの?」そんなふうに感じたこと、ありませんか?実は“時間に追われない人”には、共通する時間管理のコツがあるんです!
つい仕事を抱え込む、余計な気苦労が多い、ダラダラ過ごして後悔しがち――時間の使い方が苦手な人も、これでお悩み解消。時間と心のゆとりを生み出す習慣を紹介します。

今蔵ゆかりさんは、TSUTAYAの創業メンバーのお一人として、創業者 増田宗昭さんとご一緒にお仕事をされ、秘書として「仕事で成果を出すための習慣」「マインド」「整理力」「段取り力」を学ばれた方です。
-時間の節約だけでは忙しさから解放されない-
忙しさの原因を、単に『時間が足りないせいだ』と思っているなら間違いです。いくら時短や効率化を追求しても、『やらされ感』を抱いていると、心は不満がたまった状態。焦燥感やせわしなさは解消しません。
大切なのは、自分にとって価値ある時間を増やすこと。すると、心が満たされてゆとりが生まれ、時間に追われる忙しさから解放されます。

そのためには、「時間をコントロールしているのは自分」という意識を持ち、その上で、やらなくていいことを見極めて手放すことがポイントになります。
時間に追われ続けるとイライラが増し、集中力の欠如などでミスすることでロス時間が増え、その疲れ/ストレスで更にイライラ・・・この悪循環を断ち切りましょう。
時間に追われる思考・行動習慣のクセを見直す=「まず自分を知る」ことから始めてください。

・・・下記チェック項目が多い方は、悪習慣をお持ちで、悪循環になる可能性があるのでお気をつけください。
●チェックその1. 伝え方・マインド
□「至急・なるべく早く」をよく使う □目的を伝えず「お願いします」を言いがち □できるだけ一人で解決するようにしている など
●チェックその2. モノ・空間整理
□デスク周辺や部屋にはモノがあふれている □できない事や足りない事に意識が向くほうだ など
-伝え方の工夫でスムーズに-
ムダ時間が激減する伝え方のひと工夫ということで、1.あいまいではなく明確に伝える 2.ミスを防ぐためにお互いに確認しあう 3.感謝の言葉を出し惜しみしない
例えば「できるだけ早く、朝一番に出してください」という表現はあいまい。それを「9時までに出してください、なぜなら・・」と目的・理由をプラスつけて伝えるクセをつけましょう。

社内やご自宅でのシンプルで簡単な空間づくり「整理整頓」。また、相手への「言葉がけ」「こころがけ」を少し改善するだけで、ムダな時間とストレスがぐっと減り、今より確実にラクになるコツを伝授いたします。

単なるタイムマネジメントの方法ではなく、実は時間泥棒につながる「悪影響をおよぼしている要因が他にもある。」というところに着目してください!

『仕事も家庭もラクラクこなそう! ~時間に追われている人のためのゆとり時間をつくるコツ~』(今蔵ゆかりさん)


・内容もイラスト付きで簡潔にまとめて頂いて、非常にわかりやすいお話でした。
・わかってるけど出来ていない、業務の優先順位がバラバラ、業務と関係ないことに時間を割くことは時間がもったいないと思っている方には参考になる内容でした。
・本日はタメになるお話、また有意義なお時間をありがとうございました。
・ポジティブシンキングを実践しマインドの変更ができるようひとつでも実践していきたいと思います。

・「大変参考になりました」「お話が具体的でわかりやすかった」「即実践できるものばかりで取り組みやすい」・・・などご好評をいただき、執行部一同大変喜んでおります。
・終始、明るくおだやかな笑顔でお話しくださり会場の雰囲気が大変良かったと思います。
・とても良かった!参加者の組合員さんからも「参考になった。来週から早速活用したい。」「整理整頓の大切さが身に染みた」「ためになる内容でした」という良い感想が多かったです。著書も読ませていただき、実践したい内容がいっぱいありました。
・講演時間が短い中、非常にためになる講演をしていただきありがとうございました。参加者からのアンケートからも「改めて気づかされました」や「他人事ではなく自分事として考えます」等のご意見をいただきました。事務局としても仕事や私生活へのきっかけ作りになったと思います。
・当たり前と思っていた日常や身の回りなど、ちょっとした工夫で 大きく改善できる事を学んだ方もおられたようで、これからの日々の 仕事や生活に役立てながら、すごしていただける事と実感しております。