
-ハイブリッド型2(対面式+個別視聴)-
コロナ禍でのオンライン講演開催の時期を経て、労組講演事業に関しては、開催方法がその事業の特性によって様々な形に分かれており、ハイブリッド型講演という、対面式(オフライン)とオンラインの双方を組み合わせた複合的な形式が、最近では増えつつあります。

従来のリアル/対面式開催とは異なり、一部の参加者が会場に集まり、他の参加者がオンラインでセミナーに参加します。拠点が多い企業/労働組合では講演会を実際行う会場近辺の方は実際に来られ、遠方の方や諸事情でオンライン参加という選択肢が広がることは良いことではないでしょうか?

ハイブリッド型講演は、リアル/対面式開催とオンライン講演のメリットを併せ持っているため、多くの参加者を獲得可能です。
今回、某電機メーカー労組さまの主催者で対面200名/オンライン150名の参加となりました。
-命の授業というボランティア活動-
「命」の人文字ギャグで知られるお笑いコンビTIM/ゴルゴ松本さんは、東日本大震災がきっかけで2011年から少年院で「命の授業」というボランティア活動を続けています。漢字の成り立ちや形にユニークな解釈を加え、前向きに生きるためのメッセージを若者たちに届けてきました。

授業を通じて、自らもエネルギーをもらっているというゴルゴ松本さん。漢字の成り立ちや込められた思いなどを語りながら、人生において大切なメッセージを組合員の皆さんに伝えました。

『50歳の自分が笑顔でいられるように日本人について、歴史について、本を片っ端から読みました。もう読書中毒ですよ。そして漢字の奥深さにも気づいたんです。
3000年以上前に生まれた漢字が時代と共に変化しながら、今も使われています。そう考えると、漢字は人に何かを伝えるために考えられた記号であり、過去からのメッセージなんだなって。』

・・・など笑いの中にもゴルゴさんらしいアツいメッセージが散りばめられている内容となっております。
-笑いのプロが届ける、言葉の力-
2011年より少年院でのボランティア講演活動をスタートしたゴルゴ松本さんは、「命」「言葉」「人生」「日本人」をテーマに、漢字の成り立ちや歴史のエピソードを通して生きることの意味を熱く伝えてきました。講演は笑いあり、涙あり。子どもから大人まで、誰もが引き込まれる圧巻の語り口が特徴です。

その講演は多数のメディアで取り上げられ、YouTubeやTikTokでは200万回以上の再生を記録。ネット世代/若年層にも深く刺さる“心を揺さぶる言葉”として話題になっています。
お笑いコンビTIMとして長年にわたりテレビで活躍してきたゴルゴ松本さんによる笑って泣ける、心に火がつく!魂が震える感動の講演です。
-意思と意志-
『“思う”だけだと空想で終わる。だけどそれを未来に近づけさせる・実現させるためには、同じ“いし”だけど、田んぼの横と上を消すと、こっちの“意志”になる。心にあるものは“心さす”、“志す”、“志し”、人間の心は方向を決めると必ずそっちに向かうようになっているんです。』

・・・「意思」と「意志」。読み方は同じです。「意」は心の音と書き、全員が心に音を持っている。そして「思」の中にある「田」は脳や頭を表している。つまり「意思」は脳と心で思い描くこと、想像することです。
しかし大事なのは、想像したものを手に入れるために、実際の行動に移すことです。そこで「思」の「田」の上と横の線を消すと「志」に変わる。つまり「こころさす、こころざす=心を指す」という意味になります。
-漢字ギャグ「命」誕生のきっかけ-
1997年1月に、埼玉の実家から東京へ戻るときのことです。新年のスタートに新しいギャグを考えようと、駅のホームから秩父連山を眺めていました。すると、山の頂上に「命」という文字がぱっと浮かびました。「おっ!」と思った瞬間、漢字「命」が体に飛び込んできましたね。

早速お笑いライブで試してみると7、8人いたお客さんのうち4人が笑ってくれて(笑)。それで段々テレビにも出られるようになって。このギャグを続けるうちに、「命はご先祖様から受け継がれ、未来へとリレーしていくもの」と考えるようにもなりました。
芸人として売れる夢を叶え、派手に遊び、芸能人としての欲は一通り満たしました。でも38歳のある晩、ふと夜空を見上げると、なんと「50」という数字が浮かんでいて。それで、自分が50歳になったときのことを思ったら、猛烈に恥ずかしくなって。「これじゃいかんだろう」と。

38歳なんて通過点でしかないし、欲を満たしただけで、歴史に残ることは何も達成していないことに気が付きました。猛烈に勉強を始めたのはそれからです。50歳の自分が笑顔でいられるように、日本人について、歴史について、本を片っ端から読みました。そして漢字の奥深さにも気づいたんです。
-大好評のパフォーマンス講演-
ゴルゴ松本さんの講演は、体全体のパフォーマンスと魂のこもった言葉で参加者をひきつけ、「命」の誕生、「大切さ」、「絆」、「感謝」などについて改めて考えさせられる内容となっております。
様々な漢字や言葉の成り立ちを解説しながら、命の素晴らしさ、日本語の素晴らしさ、感謝の大切さを伝える講演であり、笑いあり、感動ありの内容で参加者も大満足で、大好評の講演です。

言葉の力は絶大です。命の素晴らしさ、日本語の素晴らしさ、感謝の大切さを感じていただければ幸いです!笑いあり、感動ありの内容で、多くの組合員を集める「文化講演型」事業にお勧めです。



・参加者からポジティブな声を多数いただき、開催を楽しみにしてくれている組合員も多かったです。笑いを交えながらも新たな気づきを得られてたのではないかと思います。
・アンケート結果にて、心に響く講演会でした!仕事に対する意欲が出てきた!等の声が多数上がってきています。講演会内容に関しましても、97.6%の参加者が大変参考になったとの結果が出ております。とても今回の講演会は大好評でした。
・参加者から・・・「こんな寝ないで聞けた講演は初めて」「聞いてるととてもアツい気持ちになりました」など総じて好評なアンケートばかりで執行部として満足しています。ゴルゴさんもマネージャーさんもご丁寧な対応をしていただき、の点についても安心して話を進めることが出来たので、本当に感謝いたしております。

・漢字の成り立ちについて歴史を交えながらの講演だったので興味深く、楽しく聞く事ができた。参加者を飽きさせないよう臨機応変に参加者を巻き込んでの講演で親しみを感じて良かった。ゴルゴ松本氏の直筆サイン入り色紙をご本人がジャンケン大会で勝った方に手渡してくれたり、全員での記念撮影を撮っていただいたりとサービス精神が旺盛な方で皆さん喜んでいました。
・大変良かった。今までの講演会で一番良かったのではないか。人の集まりも今までで一番。人柄も良く非常に好感が持てた。
・お笑い芸人であることからセミナー内容については事前にあまり気にしていなかったが、非常に内容が濃く、考えさせられるセミナーでした
・組合活動に興味もっていただくきっかけにもなりました。人柄、雰囲気、セミナー内容のどれをとっても非常に良い講師でした。