
-アスリート講師の講演会-
元野球選手/元サッーカー選手、元オリンピアンなどなど・・・見ている我々に感動と興奮をもたらしくれるスポーツ。その裏には、日々の努力や精神力の鍛錬、チームとしての絆などが隠れています。
元アスリート(スポーツ選手)講師の皆さんがたの講演会は、興味深いエピソードを交えた心に響く内容を通して、メンタル強化や組織力・指導力の強化の参考になること間違いなし!です。

アスリートにとって“目標設定”というのは、パフォーマンスを維持し、結果を出すという点に於いて、とても重要なポイントです。厳しいスポーツの世界において第一線で戦ったきた中で、どのようにモチベーションを維持し、戦い抜くことができたのでしょうか?どうやって高いパフォーマンスを発揮できるたのでしょうか??
・・・パフォーマンスを最大限に高めるため、アスリートならではの考え方は、我々の日常生活やビジネスシーンで、必ず役立つヒントがあります。
今回、某電機メーカー関連の複数の労組さまが集まっての講演会事業でした。
-野村・長嶋・星野監督の話-
野球ファンの方ならご存知の方も多いかと思いますが、広澤克実さんは現役時代、打点王2回/ベストナイン4回/オールスターゲーム8回出場など、華々しい記録を持っておられ、現在は野球解説や講演などで活躍されております。
そんな広澤克実さんですが、実は、長嶋茂雄さん・野村克也さん・星野仙一さんという野球界を代表する3人の名監督の元でプレーをした唯一の選手なのです。
そういった意味でも広澤克実さんの話を聞かれるメリットはあると思います。

広澤克実さんご自身は、非常に明るい方で講演も愉しそうに話され、そして講演活動歴も15年以上ということで、内容も良い意味で「ネタ化」しているので、エピソードトークでは参加者も大爆笑でした。
-織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に例える-
長嶋茂雄さん・野村克也さん・星野仙一さんそれぞれのエピソードを、広澤克実さんは歴史上の偉人である織田信長/豊臣秀吉/徳川家康の「○○○ホトトギス」に例え、展開されるので、聞きやすい内容となっております。

戦国時代三英傑の、各々の性格をよく表しているといわれる有名な〈鳴かぬなら~〉の歌
鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス (織田信長)
鳴かぬなら 鳴かせてみようホトトギス (豊臣秀吉)
鳴かぬなら 鳴くまで待とうホトトギス (徳川家康)
・・・をそれぞれ、長嶋茂雄さん/野村克也さん/徳川家康さんバージョンを披露されます。ここでは披露出来ませんが、「言いえて妙」という感じです。
そのホトトギスの俳句に合わせ、3人それぞれの広澤さんとのエピソードを展開されます。

例えば、野村克也さんはあれだけの方なのにまだまだ勉強ということで、書斎に入ったとき凄い本の量にビックリされたとか、学ぶとは真似る事であり、野村野球には野村理論を示したバイブルがあること教えられた。
長嶋茂雄さんには「プロとは何か?」、プロは自分ではなくファンやお客さまを笑顔にするというプロフェッショナルというものを教わった。
星野仙一さんには、気合と人心掌握術を学んだ。強い気持ち、プロとしての生き方、最後に勝負を決めるのは気合だと、はっきり言う。星野監督は言葉を巧みに操る。リーダーとは、表現力が豊かでないと人には気持ちが伝わらない。試合が劣勢であっても監督が凛としていれば選手は安心して戦うものである、と言っている。

3人の監督に学んだ事をおもしろおかしく話されます。ご本人も明るいキャラクターなので、親近感を感じながら聞くことが出来ますし、本当に内容がおもしろく、参加者の皆さんがたも声を出して笑っておられました。
-広澤克実さんが思う“名将”とは?-
「3人の共通点は、非常に頭が良い。発想する力・知恵がある。吸収するだけの力では物事は解決できない、知識は生きるための道具あるが、知識に基づく発想する力が本当に大事である。」と、力説されていました。
名将の条件は、①勝つこと ②人材育成 ③次代のリーダーの育成。

会社には上司と部下、組織・団体における先輩・後輩など、ありとあらゆる“上下関係”を3パターンの名将の考え方に集約できると思います。どんなに優秀な監督と選手がいても互いの気持ちが、一方通行では交わることはありません。
育てたい、育ちたいという強い気持ちがあっても、自分の師匠のアドバイスに聞く耳を持たなければ、成長過程のラインは止まってしまいます。
名将たちが、何を伝えようとしているのかを見極め、成長するには何が足りないのか?常に自分に問いただしていくことが大切なような気がします。
・・・自分は何ホトトギスなのか、じっくり考えてみたいものです。

『我が野球人生 〜野村克也・長嶋茂雄・星野仙一監督のもとで学んだこと〜』(広澤克実さん)


・私たちが意図する内容(リーダーシップ論)をこれまで仕えた監督のエピソードを交えて、上手に話していただけた点がよかった。そして集客も御の字で、非常に満足しております。
・前向きになれ、元気になれた。今後、仕事、人生、夢に向かって頑張っていきたい。
・「やっぱりプロはすごい。プロになる人の人生に感動した。」 等々・・・元気になったとの意見が多いです。
・長嶋監督、野村監督、星野監督から学ばれたことを実例を提示され、臨場感溢れる語り口でお話されていたので非常に楽しく聞くことができました。
・意図する内容(リーダーシップ論)をこれまで仕えた監督のエピソードを交えて話していただけました。後半には笑いたっぷりのご自身のエピソードもあり、満足しております。

・もう10数年以上講演活動をされているということで、話がとても上手でエピソードトークは腹を抱えて笑うほど面白かったです。講演でここまで笑えたのは久ぶりです。
・広澤さんの人間味を感じれる内容で、親近感を感じながら拝聴しておりました。かなり質問も多く出ましたが、真剣に答えてくれたり、サインボール抽選会と、サービス精神旺盛で参加して良かったです。
・今日は講演を楽しみにしていました長嶋さん/野村さん/星野さんの話が聞けるということで、我々の世代には嬉しい内容でした。話し方/表現力も上手でしたので、その時の絵が思い浮かぶようでした。
・参加者数も想定以上に集まり、大盛況で主催側としても大満足です。
・今のコンプラアンスがうるさい時代には起こりえないような、昔の面白いエピソードがふんだんで、ッという間の90分でした。