【オペレーション日記】vol.179 ~和田奈美佳さん

災害防止の一歩はコミュニケーションから

事故や、災害の防止というと「作業手順」や「ルールの徹底」などを思い浮かべることが多いと思いますが、作業者同士のコミュニケーションをしっかりと取ることは安全作業上とても大事なことです。

またコミュニケーションを取ることで「聞いていなかった」「やっていなかった」などを防ぎ、作業効率も上がります。

今回、某自動車メーカー系労組さま主催で和田奈美佳さんを迎え、講演をさせて頂きました。

「交通事故・労働災害ゼロに向けての取り組みの一環」ということで、ヒューマンエラーをなくし、安心安全な環境づくりを目指す内容となっております。

会話五原則

目線を変えるだけで、声の高低は変わります。

サンドイッチ構成を身につけましょう。サンドイッチという名の通り「結論→内容→結論」にすると、より相手に興味を持って聞いてもらえる。

コミュニケーションは相手がいて初めて成り立つものです。ですから「相手が興味を持つような話し方」「自分でも理論立てて考えながら話す」くせを身につけましょう。

雑談力を身につけることも大事です。たわいもない会話を通して、相手との距離を縮めましょう。ここで気をつけたいポイントは3つ。1.自分本位ではない話題を心掛ける 2.相手の話を聞く 3.相手に興味を持つ ことです。

相手からの自由回答を求めるのもスキルの一つで、「Yes」か「No」で終わる投げかけは意外と盛り上がりません。

相手を褒める「さしすせそ」

さすがですね

知らなかったです

素晴らしいですね

センスいいんですね

(〇〇なところ)尊敬します

・・・褒められて嫌な気分になる人はいないと思います。

伝わる話し方

特にビジネスの中でのコミュニケーションは、「よどみなく喋る」などといったことではなく、コミュニケーションは相手がいて初めて成り立つものなので、「伝わる話し方」がゴールになります。

そういう中では「サンドイッチ構成」などはその一つのスキルになります。話し上手は聞き上手!コミュニケーションに一番必要なのは「やさしさ」ではないでしょうか?

・・・今回は交通事故/労働災害ゼロに向けての取り組みの一環でお話をさせて頂きました。コミュニケーション力を上げることで、「情報共有の精度が上がり」「生産性の向上」「業務の円滑化」「従業員の満足度が上がり、良好な信頼関係構築」に繋がります。

ヒューマンエラーをなくし、安心安全な環境づくりを是非、目指していきましょう。

安心安全な現場づくり 〜コミュニケーション力の鍛え方を伝授します〜』(和田奈美佳さん

・コミュニケーションやチームワークを学ぶことができて、今後の参考になりました。

・実演を交えて講演いただき、参加者も参加しやすかった。例を示して身近なことで説明いただいた。 

・参加の従業員全員、笑いもあり楽しく終始聞き入っていました。 今回は非常に良い機会となった。他支部にも是非、紹介したい。   

・職場活動で信頼関係を築く方法がわかり、納得できました。すぐに実践してみようと思います。 

・人の話を聞くことの大切さを実感し、自分が出来ていないことが確認でき、やる気がわきました。

・コミュニケーションのちょっとした工夫、こうすれば上手くいく、

 気をつけた方が良いことを、細かく具体例をあげて説明されているところがとてもわかりやすかったです。