【オペレーション日記】vol.107 ~河合 薫さん~

オンライン講演 個別視聴型-フルオンライン方式-

日本の熱狂の渦に巻き込んんだWBCが終わりました。どの試合も視聴率40%を超えたみたいで、改めて野球人気の高さを伺うことが出来ました。

今回は某自動車販売会社の労働組合さま主催で、河合薫さんオンライン講演(個別視聴型-フルオンライン方式-)でした。

「年齢別セミナー」ということで、ある年代のみに集まっていただき、家庭や社会で求められる役割を考え、今後に向けた新たな気づきを発見する 機会を提供するものです。参加者の動機付けのきっかけになる機会として開催されました。

政府が、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを4月1日から原則、季節性インフルエンザと同等の5類に緩和する方針を固めた関係で、リアル開催も増えだしていますが、

オンラインの利便性を優先し、個別視聴型-フルオンライン方式-開催というお客さまもまだまだいらっしゃるのが現実です。

人生を決める!〜ワークライフバランスとは?〜

参加者への問いかけから始まる河合薫さんの講演。「皆さんは何のための働きますか?」・・・

「お金、生活のため」という方もいれば、「社会的地位を高めるため」など様々な考えがあると思いますが、河合さんは『私たちは幸せになるために働いている』と結論づけます。

“幸せへの力”は全ての人に宿る。問題はそれをどう引き出すか?

私たちはどのように働き、働かせるか?それによって私たちの幸せは大きく変わっていきます。「働く」という行為を幸せにつなげていくことが大事です。

何故、会社員なのか?

今は“個”の時代と言われていますが、会社があってこその個。会社という組織の中の個であることを忘れないこと。会社を豊かにしていくためにはそこで働く一人ひとりがイキイキ働く環境をつくっていくことが大切です。

何のために今、ここに会社はあるのか?  自分たちが大事にすべき道具は?・・・などなど含みがある内容で、色々考えさせられる内容でした。

30代でどれだけ熱中するか!?

私自身がそうでしたが、体力・知力のある30代で、「仕事も家庭も」一生懸命頑張り、どれだけ学ぶことが出来るか?色々なことを充実させるには30歳というのは丁度良い時期です。

ですからこの30代の10年を無駄にしないことが大切です。

そして30代というのは「リーダーを任される」「リーダーになりたい」時期でもあります。“リーダー”の語源は、境界線を超えて一歩を踏み出すということ。それを恐れないということです。

幸せの3つのボール

幸せの3つのボールをジャグリングのようにバランスよく回し続けられると、幸せに働くことができ、家族との関係性もよくなり、健康にもつながる。ワークライフバランスと言われているのに、家庭のボールだけ、仕事のボールだけ上げたりして、3つのボールを見失っている人が多いと思うんですね。

“愛をケチらなければ”、自分を含む半径3メートルが幸福になる。さらに、やりたい気持ちに素直になることで後悔のない人生にも近づきます。

個々により人生における役割が違います。それぞれが七色のキャリアを持っている。それがキラキラと輝くようにすればいいだけ。

だから自分がやりたいと思ったら、その気持ちを大切にして一歩踏み出してほしい。“私には無理だ”と思うなら、誰かの力を借りてもいい。変化を恐れず前に進んでいくと、後悔のない人生になる。自分で線引きをしなければ、可能性は無限大に広がります。そこには年齢はありません。私はこれからも進み続けます。

講師の専門分野でもある天気に例えたわかりやすい内容で、参加者の満足度は高かったと思います。すぐに実践できる内容も盛り込まれており、参加者からは是非実践してみたいとの声もありました。この度はご協力いただき、本当に助かりました。ありがとうございました。

・分かりやすかったこと、および実施、実行していこうとした人が多くいたことから、内容がうなづけるものであったと思います。

・自分の日常を振り返るきっかけになり、今回は非常に良い機会となった。

・受講者からも研修内容が大変よかったとのお声を頂きました。知識の習得とともに意識の変容に繋がったと思います。

・とても好評で良い内容でしたので、「次回も是非呼んでほしい」という声が多かった。

・他人力であり、周りの人から上手に傘を借りることができれば、たとえ自分が脆弱でも、そのマイナス面は充分に補うことが可能になると、勇気を頂きました。

・「有意味感」「把握可能感」「処理可能感」の3つが挙げられ、いずれにも共感しました。

人生を決める!幸せになる働き方 〜ワークライフバランスとは?〜』(河合 薫さん

変化を恐れていては何もできません。ピンチな状況こそチャンスの状況であるともいえます。

このコロナ禍をいかに乗り切るか?新たな壁を乗り越えることで、リニューアルした組合活動という形にいきつくかも知れませんし、我々はそのお手伝いをさせていただくべく、 日々学び続けることで進化していきます!