【講師著書から読み解くビジネスの真髄】75

話が面白い人の特徴

「話が面白い人」に憧れることはありませんか? 話の引き出しが多かったり、頭の回転が早くテンポよく話ができる人は、社内でも一目置かれる存在かもしれません。「話がつまらない」とか「あまり面白くない」と言われると、何故かへこみます。

話が面白い人は、話を聞いていたり一緒に話していると、アッという間に時間が過ぎていきます。「もっと話したい、話を聞きたい」と思うのは、何故でしょうか?その人が持つ魅力や才能だけでなく、自分の話の内容を面白くするためのコツを掴んでいるのかもしてません。

笑いのスキルでコミュニケーションを円滑に!

芸人を目指すわけではないので、大爆笑を取るとかそういう話ではないですが、やはりマジメなだけじゃ好かれません。殿村政明さんが言われる「笑いのスキル」は、人をクスッと笑わせることでコミュニケーションを円滑にするのが目的です。

初対面の人に会ったら、最初は丁寧に話しかけますが、それだけでは仲々深い人間関係を築くのは難しいものですが、そこで必要なのが、常識をふまえながら「あえてくずす技術」ということです。

楽しさを発信する人との付き合いはストレスがないので、色んな人が一瞬のうちに心を開いてくれる為の方法がまとめられています。

笑いは心の架け橋

笑いは、心を開き、人を結びつけます。どんなに違う価値観を持っていても、笑い合う瞬間、我々は仲間として、同じ気持ちを共有できます。

異なる言語や習慣を持つ人々が集まった時、共通の笑いが生まれる瞬間、そこには言葉を超えた理解と共感があります。
笑いは、心の壁を取り払い、信頼関係を築くための第一歩となります。

・・・このように、笑いは人間関係の潤滑油として機能し、社会的なつながりを深めていきます。

お笑い芸人を辞めて営業マンとして働き始めたら1年間で売上が全社トップになったという殿村政明さんが、お笑いの世界から日常生活や職場で活かせるコミュニケーション術が紹介されている1冊です。

一流芸人が磨いている笑いのスキルと思考を徹底分解して、 雑談の技術やユーモア発想法が書かれており、 ビジネス/プライベートでも即応用できる内容で、読んだあくる日から、職場やお客様に実践できるのではないでしょうか?

人を笑わせることが目的ではなく、人を笑わせることによって、 相手との距離が一瞬で縮まったり、相手に安心感を与える事が目的です。

「笑い」という大人の上質な気遣いで自分のファンがどんどん増えていく!笑顔がもたらす健康効果は計り知れず、我々の人生をより豊かにしてくれます。

芸人の舞台裏から学ぶ笑いのコミュニケーション 〜笑いは大人の上質な気配り〜』(殿村政明さん

・場数を踏まれた先生の話は表面的なスキルだけではなく、心の内面/マインドまで変えてくれる、いい意味でのカルチャーショックとよい洗礼を受けました。これを受け止め自分が変わっていくことがこのテーマで成長する事なのだと感じました。自分なりに咀嚼してまた別の講演にも参加させて頂ければ幸いです。

・声のトーンを上げたり笑顔で話すことで、自分の気持ちも楽しくなってくることがわかりました。他のコミュニケーション研修にはあまりない角度でコミュニケーションを学ぶことができてよかったです。

・笑いってそういうことなのか、と奥の深さと面白さを感じながら、自分自身についても、はっとさせられる気づきをたくさんいただきました。受講してよかったです。もっと学びたいと思いました。

・笑い以前に私の誰にも指摘されない弱い部分など占い師ですか?と思う程にズバリと明るく教えてくれて腹を割って話せます。笑いの前に自分の羞恥心を取り除く事も含まれる研修でした。完全に受け身で望んでいましたが実際にツッコミの体験や日常に溢れる笑いのネタについてもやり合えるのでお笑いの学校で学んでる気持ちになりました。

・さすが芸人さん!ネタが面白く本気で笑えて改めてただ人と話すのではなく笑いを与える会話は人への大切な気遣いだよ!と言う先生の言葉が刺さりました。改めて笑いの会話術に着目して良かったと感じています。

・「かしこいアホになる」が心に残ってます。自分から相手に近づいていく姿勢を熱く教えてもらえました。自分にはないものを教えていただき、ありがとうございます。

・ツカミのトークを覚えたことで、お客様の警戒心が解け、本音を聞けるようになり、契約までのスピードが断然速くなりました。