【講師著書から読み解くビジネスの真髄】⑰

ビジネスを取り巻く環境の変化

VUCAの時代、事業環境の変化は激しくなるばかりで、あらゆる局面において、今までの経験則では克服が難しい状況も多くなってきていることでしょう。

実は、そのことに頭を痛めておられる上司・リーダーの方も多いのではないでしょうか?

メンバーの多様性や環境変化に対応した戦略のあり方を求められながらも、上司が歩んできた経験・価値観では、とても太刀打ちできないことが増えているのです。

部下から共感されるリーダーは、どんな「声かけ」で部下を動かしているのか?

会社でビジネスを進めるためには、上司と部下を動かすことが大事です。

部下も上司も動かして、仕事を成功に導こう! 3万人のリーダーを教えた吉田幸弘さんが、結果を出している人の伝え方を伝授します。

部下を元気づける言葉を使えば、部下にとってその言葉は『資産』になります。

部下を傷つける言葉を使えば、部下にとってその言葉は『負債』になります。

覚えておきたい「適切な言葉」

リーダーが権力で動かそうとした場合、「自分で動いて叱られたら困る」と感じ、言われた通りの動きしかしなくなる部下が生まれる可能性が高くなります。

当然ながら、そのリーダーの能力はチームにおいて限界に達してしまいます。

一方、部下が主体的に動き、明るく業績のよいチームが存在するのも事実で、そんなチームのリーダーは、いつも笑っていたり、ときには部下にツッコミを入れられたり、つまりは良好な関係が築けているものだったりします。 

その違いは一体何なのでしょうか?そういうリーダーに部下がついていくのは、部下から共感されているからで、共感されるかどうかのポイントが「適切な言葉」だといいます。

英語を学ぶように、声掛けを学ぶ

周囲でも英語を学ぶ人は増えています。そうすることで年収やポジションを上げることが出来るから・・・という同じ理由で「リーダーとしての声掛けや伝え方」も学んでみませんか?

リーダーとしての言葉の使い方、伝え方を学んでいる人が決して多くないからこそ、チャンスがあるとも言えます。

第1章 励ます・助言するときの声掛け

第2章 人間関係を良好にする伝え方・雑談術

第3章 仕事を頼むときの言い方

・・・など7つの章に分かれ、項目ごとに見開き完結となったページ構成となっていますので、自分にいま必要な項目からでも読み始めることが出来、

すぐに実践できることばかりなので、活用する価値は大いにありそうです。

共感されるリーダーの声掛け  〜部下のモチベーションを上げて成果を出すリーダーの伝え方〜』(吉田幸弘さん

・自分の日常を振り返るきっかけになったとの意見が多くあった。内勤スタッフの方に労組からアクションを起こせる機会が  多くなく、今回は非常に良い機会となった。

・受講者からも研修内容が大変よかったとのお声を頂きました。知識の習得とともに意識の変容に繋がったと思います。

・とても好評で良い内容でしたので、「次回も是非呼んでほしい」という声が多かった。

・・・いかがでしょうか?リアル/オンライン講演事業に取り組まれる執行部さんのご参考になれば、幸いです。