
-自走する組織づくり」が求められる背景-
「VUCA」と呼ばれる、先が読めない変化の激しい時代を我々は生きています。「時代が変化するスピードが加速度的に増している」と言われる中、ビジネスの構造もドンドン変化していきます。

これまでの時代は、権限を持つリーダーの指揮命令に沿って動く管理型組織の方が、生産性が高くなりやすいとされてきましたが、VUCAの時代は前例のない課題に直面することが増え、試行錯誤して解決法を見つける必要があります。その都度学習しながら解決していく「適応課題」へと、課題の種類が変化しているのです。
-自走型組織とは-
自走する組織とは、「自ら走る組織」です。具体的には「社員/従業員一人ひとりが自ら考えて行動し、更にそうした社員/従業員同士が協力しあい、同じ方向に向かって共に価値を生み出す組織」を意味します。
自走型組織では指示命令を受けて行動するのではなく、自分で考えて行動し、責任感を持ちます。組織能力として、各人が経営的な視点を持って自律的に判断・行動できることが重要です。

自分で決めたことに対しては所有感が高まりますし、最後までやり抜こうという責任感も芽生えます。また創意工夫する発想も誘発され、イノベーションの創出にもつながります。
今、顧客ニーズやお客さま感情を把握しているのは、組織のトップではなく、現場で直接顧客に接する社員/従業員たちです。だからこそ現場の社員一人ひとりが自走するような組織でなければ、この先を勝ち抜くことはできなくなるのです。
-自分たちで決めて勝手に動き出す組織-
経営者やチームリーダーが直面する「人が育たない」「成果が出ない」「離職率が高い」といった課題に対し、どのようにチームを作り上げ、育成し、持続的なパフォーマンスを発揮させるかを具体的に解説。理論と実践をバランスよく織り交ぜた内容は、すぐに現場で活用できるノウハウが詰まっています。

リーダーやマネージャーがチームを自律的に動かし、持続的な成果を生み出すための実践的なガイドです。伊藤じんせいさんが長年にわたるコンサルティング経験から得た知識と、実際の現場での成功と失敗を基にした独自のメソッドを余すところなく紹介しています。

「自走するチームの作り方」は、経営者・リーダー、そしてすべてのビジネスパーソンにとって必読の書となるでしょう。ご自身のチームを新たなステージへと導く力強いパートナーとして、ぜひ手に取ってみてください。
-伊藤じんせいさん講演-
伊藤じんせいさんは1,000回以上の登壇経験を持ち、ただ聞くだけではない、楽しくて時間があっという間に過ぎてしまう講演が大好評!です。一方的に話を聞くだけではなく、参加者が自分で考え、アウトプットを重ねることを大切にされています。グループワークや個人ワークを取り入れ、参加者が「自分ごと」としてセミナー内容を吸収できる工夫をしています。

講演ではご自身がコンサルティングの現場で効果を確認した事例をもとに、実践的でリアルなメソッドをお伝えします。机上の理論や理想論ではなく、実際に現場で役立つ具体的な内容を重視しているのでより実益ですし、参加者の皆さんには実際のビジネスシーンで役立つ知識を手に入れることができるので、お勧めの講演です。

『社員が自ら動き出す!自走するチームを作る秘訣 〜安心して発言できる環境が生み出す、誰もが能力を発揮できる職場づくり〜』(伊藤じんせいさん)


・チーム内でそれぞれの認識を再確認できたことで、一体感が強まりました。今後もコンサルチームとして協力し合い、目標達成に向けて行動を積み重ねていきます。
・今回のチームビルディング研修で特に学びが深かったのは、「深掘りすることの大切さ」でした。今までの私はどこか申し訳ないという気持ちを抱えながらお客様へ電話をしていました。研修を通じて、深掘りの意義を理解し、こちらがオープンマインドで本気で相手のお役に立ちたいという気持ちを持つことで、会話がより良い方向に進むことを実感しました。
・新しいスクリプトを使ったロールプレイングは非常に参考になり、深掘りの具体的な方法や、その必要性が腑に落ちました。
・これからは「お客様に良い機会を提供している」という前向きな気持ちで架電し、チームとしてお客様に価値を届ける意識を高めていきます。

・今回のチームビルディング研修では、自分が普段行っている仕事が仕組みとして明確に理解でき、「点と点が線になった」感覚を得ました。特に習慣化を短い間隔で行い、チーム全体を巻き込むことで、成果が大きくなることを学びました。
・何かに取り組む際には、「何のために行うか」を明確にし、逃げの言葉をポジティブな表現に変換していくことが、ーム全体に良い影響を与えることも実感しました。
・チームのメンバーが共通の目標に向かって一体感を持てるよう、自分自身が率先して具体的な行動を起こし、良い習慣をチームに根付かせていきたいと思います。
・リーダーシップ研修では、「信頼を得るための表現方法」として「威光効果」を活用するテクニックを学びました。リーダーとして信頼されるためには、自分自身の見せ方や表現の工夫が非常に重要であると改めて感じました。
・個別サポートや勉強会を行う際も、人によって伝え方を変えることが、メンバーからの信頼を獲得する鍵となることを理解しました。研修で得たことを活かし、自分自身の影響力を高め、周囲から頼られるリーダーになるために、常に相手の立場を考えたコミュニケーションを実践します。
・自分自身の意識状態や視点がチームに与える影響の大きさを実感しました。リーダーとして重要なのは、問題解決に追われるのではなく、本当はどのような理想の状態でありたいのかを常に意識し、その姿勢をチームメンバーに示すことだと学びました。