【講演企画担当者が知っておくべきこと】vol.60

-労働組合とはどんな組織か?-

労働組合を知らない方々には、GWメーデーなどで放映されるように、『頭にハチマキを巻いたり、旗を持った人達が賃上げ要求する団体」といったイメージを持っておられる方も多いです。

間違いではないですが、我々がお付き合いさせて頂いている「講演事業やレクリエーション事業をされている」労働組合とは・・・

 「どうしたらより働きがいのある職場になるのか?どうしたら職場が活性化するか?」を考え、その実現のために取り組んでいく組織ということになります。

-組合役員(職場委員、分会長、職場代表など)とは?-

組合役員は、一般職員(組合費を払っている組合員)がいる職場のリーダー的存在であり、一般職員(組合員)と組合執行部との架け橋的役割を担う人材ということが出来ます。

選挙と同じで、立候補制によって決まりますが、仕事しながら組合活動ということもあり、仲々立候補する人はいないという課題は長年続いております。

現実は、持ち回りであったり、執行部から半ば指名的に任される形で組合役員になる方がほとんどで、年齢層も若年化しており、入社3~6年目がメインになります。

 ―組合活動の経験が有る講師陣

今後の組合活動について、組合活動経験者のリアルな実体験や感じたことを聞くことで、組合役員の皆さんがたもより具体的にイメージが湧いたり、課題・お悩みが解決するきっかけになるかも知れません!!

それぞれご出身業界が違うので、バラエティに富んだ切り口の講師を取り揃えております。

梶浦正典(かじうらまさのり)さん

梶浦正典さん印刷用プロフィール資料
 (制作:リンクアップビズ)  
  

大手信託銀行で労働組合委員長を務めた経験を活かし、現場の辛さ、中間管理職の悩み、経営層の苦悩等、聴く人の心を汲む研修・講演活動を展開されています。

現場で中執の皆様とお話をさせていただいて、あらためて、組合役員が、 組合活動に対し誇りを失いかけている、という課題を実感しております。 組合活動が、どれだけ組合員の心を救えるのか。 組合役員の果たす役割は、どれだけ意義があるものなのか。 ・・・組合役員の心に、夢と誇りとやりがいを取り戻すべく、これからも活動していきたいと思います。

組合役員が、誇りとやりがいを持って 〜組合活動に取り組むために必要なこと〜

組合活動(レクリエーション企画など)の考え方と 〜「年間計画の立て方」〜

前川敏幸(まえかわとしゆき)さん

前川敏幸さん印刷用プロフィール資料
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電機連合傘下単組ご出身です。 「元気で明るい職場づくり」「魅力あふれる人づくり」をモットーに元労働組合役員(NEC兵庫書記長)として豊富な経験を持つ特定社会保険労務士

特定社労士

労使間における労働関係の紛争において、 制度に則った代理業務に従事することを認められた社会保険労務士。 単なるリーダーシップという内容ではなく、 労組現状踏まえた上で、労組はどうなっていくべきか?その中でどうリーダーシップをとっていけばいいか?という切り口で好評です。 現在も、労働組合との団体交渉、労働審判も手掛けておられるので、事例多くお持ちですので、労組では喜んで頂けると思います。

労働問題が増えています。厳しい事業環境の中で利益を出そうとする経営者と、義務よりも権利意識の強くなった労働者とのギャップが大きくなっているのを肌で感じます。パワハラにかかわるトラブルなども増えていますので、部下を持つ企業の管理者層への意識付け、労働法の知識は不可欠です。問題が起こってからでは大変やっかいになります。

組合役員のための労働法の基礎知識 〜知って役立つ労働法〜

組合役員のための ~春闘に向けた財務諸表の見方~

宮野寿明(みやのとしあき)さん

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UAゼンセン傘下単組ご出身です。労働組合は働く私たちにとって、なくてはならないものです。一人ひとりがバラバラでは出来ないことを、組合を軸に、みんなの力を合わせることによって実現させて行く・・・これが組合活動の基本目的です。

組合活動が10倍楽しくなる! ~はじめての職場委員、はじめての執行委員~

・・・いかがでしょうか?オンライン講演事業に取り組まれる執行部さんのご参考になれば、幸いです。