【講演企画担当者が知っておくべきこと】vol.1    

既に200zoom(ホスト経験)以上の経験がある塾長が机上の空論ではなく、実際経験した中からお伝え致します。

オンライン講演における配信方法

まずオンライン講演を開催されるにあたり、ご理解頂きたいのが、その配信方法には幾つかの種類があるということです。


時間軸で分けますと、生放送という意味のライブ配信と、後日配信という録画(収録)配信に分けることが出来ます。

1.ライブ配信      2.オンデマンド(録画・収録)配信

まずライブ配信から説明させて頂きます。

1.ライブ配信

①個別視聴型

zoomなどの配信アプリを活用し、講師・執行部・参加者の皆さんが同一時刻に同じ場所(zoomURL)に集まって開催する手法で、

オンライン講演では一番ポピュラーな形で、zoom・Teamsなど配信アプリが変わってくるという違いがあります。

・・・ちなみに当社は、講演のデリバリー・オンラインオペレーションの観点から、zoomを推奨しております。

②会場中継型(単独会場or複数会場配信)

1.参加者(ゲスト)一同は、同一会場もしくは複数会場(拠点)に集まり、講師は自身の拠点からオンライン配信する形

2.講師は開催会場に行って講演するものの、参加者(ゲスト)が対面式とオンラインの二つに分かれるという形

で、参加者(ゲスト)は基本、会場に備え付けられた大画面・大型スクリーンで視聴することになります。

③ハイブリッド型(対面式+オンライン)

1.「対面式講演」と「オンライン講演」を合わせた方法が「ハイブリッド型オンライン講演」。

2. 参加者に選択肢を与える開催方法と言えるかも知れません。 参加者は「会場に足を運ぶ」もしくは「配信を視聴する」どちらか方法で参加形式を選択できるため、遠方の参加者やデジタル環境が整っていない参加者も取りこぼすことなく、最大効率での集客が期待できることと思います。

まだまだ予断を許さない状況なので、会場に来て講演を聞きたい人orオンライン参加したい人、それぞれのニーズを汲む形だと思います。

2.オンデマンド(録画・収録)配信

事前に講師・執行部の皆さんがたと内容などについて、打ち合わせ・すり合わせした上で、 あらかじめ撮影・編集しておいた動画を動画配信用のサーバーにアップロードしておくことで、視聴者が好きなタイミングで動画を視聴することができるという配信形式。

アクセス&期間限定

ライブ配信とは違い、オンデマンド配信の大きな特徴は、視聴者が好きなタイミングで視聴できるということで、上手く促すことが出来れば、リアル開催以上の参加を見込むことが出来ますので、 オンデマンドのご依頼も多くいただきます。

ただ、一人で見ることになりますので、ビジネススキルを学ぶなどコンテンツ内容は限られます。
双方向は出来ませんが、解答を記入する形のレジメにするなどといった工夫で、少しはカバー出来ます。
どちらもポジティブ・ネガティブな点がありますが、事業の性格性などにより、選択されることをお薦め致します。

フェイストゥーフェイスで三密を避けて、一つの場所に集まれない今、ベターな選択肢かと思います。

何より場所・時間を選ばないので、遠方にいる・テレワーク・育児休暇など多様な事情の組合員さんに対応出来るという一面があります。

しかし、ホストを務める方にオペレーションスキルが必要となってきますので、執行部内で内省化出来るまでは、オペレーションスキルが高いエージェントを選定されることが必須だと思います。

・・・いかがでしょうか?オンライン講演事業に取り組まれる執行部さんのご参考になれば、幸いです。

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