【講師著書から読み解くビジネスの真髄】135

FP1級芸人が語る!“本気で使える”お金の教科書

「ブラジルの人、聞こえますかー!」・・・でお馴染みの、芸人・八木真澄さん著『FP1級取得!サバンナ八木流 お金のガチを教えます』は、FP1級に合格した八木真澄さんが、猛勉強の末に得た“忖度なし”の実践的なお金の知識を100項目でまとめた一冊です。

老後資金、住宅購入、固定金利の重要性、団体信用生命保険の活用方法など、生活に直結するテーマから、投資の基本、インフレ理解、NISA活用法、貴金属や仮想通貨の位置づけまで幅広く解説。

更にYouTube「ほんださん/東大式FPチャンネル」のほんださんが専門的視点で補足し、初心者でも理解しやすい構成になっています。芸人としてのリアルな収入事情や生活感も交えながら、「賢く使う・増やす・受け取る・備える・守る」という5章立てで、お金との向き合い方を体系的に学べる内容です。

お金を賢く使う

日々の支出を“なんとなく”から“戦略的に”変えることで、可処分所得と心の余裕を同時に増やす方法を解説しています。特に効果が大きいのは固定費の見直しで、通信費・保険・住宅費などを整理するだけで家計は劇的に改善すると強調。

住宅購入では固定金利の重要性や団信の本質を押さえ、教育費や生活費も「将来の負担を見える化」して判断する姿勢を提案します。芸人として収入が不安定な八木さん自身の経験を例に、キャッシュフロー管理の重要性を“生活者目線”で理解できる章です。

お金を増やす

「増やす=ギャンブルではなく“再現性のある仕組みづくり”」という視点で、資産形成の本質を解説しています。まず投資の基本原則は“長期・分散・積立”であり、短期の値動きに振り回されず、時間を味方につけることが最も確実だと強調。

NISAはそのための最強ツールとして紹介され、インデックス投資を軸にした堅実な運用法を提示します。また、インフレ局面では現金だけを持つリスクが高まるため、株式・債券・金など複数資産を組み合わせる重要性を説明。

金や仮想通貨は“保険的な位置づけ”として少額で持つ戦略を推奨します。更にFP1級で学んだ「リスクとリターンの関係」「期待値で考える習慣」を生活レベルに落とし込み、芸人として収入が不安定な八木真澄さん自身の経験を交えながら、誰でも実践できる“増やす仕組み”を丁寧に示す章です。

お金を受け取る

「制度を知るだけで“受け取れるお金”が大きく変わる」という視点から、年金・退職金・社会保障の仕組みを生活者目線で解説しています。国民年金・厚生年金の違いや、繰下げ受給による増額効果など、老後の受取額を最大化する方法を丁寧に整理。

退職金については、一時金と年金方式の税制メリットを比較し、最適な受け取り方を示します。また、遺族年金・障害年金・高額療養費制度など「知らないと損する」公的制度を、芸人仲間の実例を交えて紹介。収入が不安定な人ほど制度理解が武器になると強調し、誰でも“取りこぼしなく受け取る”ための知識を身につけられる章です。

・・・八木真澄さんの『FP1級取得!サバンナ八木流 お金のガチを教えます』は、専門知識を生活者目線に落とし込み、「なぜそうすべきか」が腹落ちする一冊でした。

投資や保険の仕組みを難解な専門用語ではなく、芸人としてのリアルな経験や失敗談を交えて語るため、金融が苦手な人でも自然と理解が深まります。特に、固定費の見直しやNISAの活用など“今日から変えられる行動”が明確で、読後すぐに家計を改善したくなる実用性が魅力です。

皆さんには、「FP1級の知識」と「芸人ならではの分かりやすさ」が融合した本書を通じて、お金の不安を減らし、将来の選択肢を広げるきっかけとして、是非手に取っていただきたい内容です。

PFP1級所持芸人伝授! 〜お金のガチを教えます〜』(八木真澄さん

・年収より“使い方”という言葉が刺さった。家計も仕事の数字も同じだと気づいた。

・NISAやiDeCoの説明が一番腑に落ちた。専門家より分かりやすい。

・お金の不安が“構造を知るだけで減る”という話が本当にその通りだと思った。

・若手に絶対聞かせたい内容。金融教育として非常に実践的。

 笑いを交えながらも本質を外さない。講師としての完成度が高い。

・家庭のリアルな話が多く、社員の生活改善にも直結する講演だった。

 組合員の“お金の不安”に直球で応えてくれる講演。満足度が高い。

・難しい制度を“3つだけ覚えればOK”と整理してくれたのがありがたい。

 笑いながら学べるので、金融セミナーが苦手な人にも刺さる。