【オペレーション日記】vol.252 ~Wマコトさん

職場リーダーとは?

「職場リーダー」とは、組合と現場をつなぐ架け橋であり、組合員の声を集約して執行部に伝え、双方向のコミュニケーションを実現する存在です。

「広い視野と責任感」「信頼される人間性」などが職場リーダーに求められる資質であり、 Wマコトさんの講演から「究極のコミュニケーション力」 など、芸人が瞬時に人を惹きつけ、場の空気をコントロールするために使っている具体的なスキルを、ビジネスシーンで応用する方法を学びます。

・・・今回、某労組さま主催で、1泊2日かけて行う職場リーダー向けの一コマで、Wマコトさんの講演。2時間強の研修なので、前半は講話、後半は『N-1グランプリ』と題して、参加者の皆さんがたに漫才を披露して頂く内容でした。

自ら笑顔を発信

「自ら笑顔を発信」とは、周囲の状況に左右されず、自らが起点となってポジティブな空気感を作り出す「主体的なコミュニケーション」の重要性を指しています。

芸人の世界では、演者が硬くなっていたり不機嫌そうであれば、観客も決して笑うことはありません。これはビジネスでも同様で、まずは自分から心を開き、笑顔という「パス」を出すことで、初めて相手の緊張が解け、建設的な対話や「笑い(=心の余裕)」が生まれます。

単なる愛想笑いではなく、笑顔を「相手に対する敬意や安心感の提供」というプロのスキルとして捉えること。この「自ら発信する」姿勢が、信頼関係の構築や現場の活性化に直結するという、ビジネスの本質的なマインドセットを説いています。

共感がチームの安全性をつくる

「笑顔の発信」や「傾聴力」を更に発展させ、チーム全体の心理的安全性を確固たるものにするための核心的な要素です。 お笑いの現場で不可欠な「共感」を、職場における相互理解と信頼を深める手段として活用する方法を解説します。

1.共感の力で「弱み」を「強み」に変える 芸人の現場
漫才やコントでは、ボケが失敗したり、スベったりしても、ツッコミ役がそれを「共感」して拾い上げ、笑いに変えます。これは、失敗した人を孤立させず、失敗すらも受け入れるという文化です。

2.「ツッコミ」を「承認」として使う なんでやねんの肯定的な側面
「なんでやねん?」というツッコミは、相手の行動や発言に対して「注目しているよ」「関心を持っているよ」という強いサインでもあります。

3.失敗しても大丈夫という安心感
チーム全員が「失敗しても大丈夫、誰かが必ず拾ってくれる」と感じられる環境を作るためのものです。共感は、ミスを恐れないチャレンジ精神を育み、結果としてチーム全体のパフォーマンスと安全性を高める土台となります。

・・・共感があるチームは、ミスが早く共有され、事故やトラブルが起きにくい。
共感のないチームは、ミスが隠され、問題が大きくなってから発覚する。

売れる芸人にはウリがある

役に立つ人より意味がある人』・・・芸人の世界で「面白い」のは当然の前提であり、それだけでは勝ち残れないと説きます。重要なのは、自身の客観的な価値である「ウリ」を明確にすることです。

「ウリ」とは、単なるスキルではなく「なぜあなたでなければならないのか」という唯一無二の理由です。番組制作側が「この枠にはあの芸人を」と指名で選ぶように、ビジネスでも相手のニーズと自分の強みが合致するポイントを客観視する必要があります。

自分に対し「なんでやねん(なぜ私なのか?)」と問い続け、自身の役割を再定義すること。この徹底した自己分析と価値の言語化こそが、一流芸人と共通するビジネスの本質であると強調しています。

N-1グランプリ開催!

「N-1グランプリ」は、講演内で行われる参加型プログラムで、参加者自身が漫才を体験するユニークな企画です。

漫才を通じて「笑い」と「コミュニケーション力」を体感し、職場や日常で活かせるスキルを学ぶことを目的としています。 

・・・単なるお笑い大会ではなく、コミュニケーション研修の一環として設計されています。チームビルディング・プレゼン力・営業力強化 ・場の活性化 につながります。

参加者の皆さんがたには、積極的に取り組んでいただき、高いクオリティで漫才が披露され、会場内は大爆笑の連続でした。

一流芸人から学ぶ!  〜笑撃コミュニケーションスキル 「なんでやねん力」〜』(Wマコトさん

・研修に対する貴重なご講義をいただき、誠にありがとうございました。Wマコトさまのご説明は大変分かりやすく、実務にも活かせる内容で非常に勉強になりました。今後、会社の業務、組合活動においてぜひ意識して取り組んでまいりたいと存じます。

・講演は始終漫才形式で展開されていて ボケあり、ツッコミあり、 そして会場を巻き込んでの実践ありで おおいに盛り上がってました!!

・内容的にとてもタメになった。実例が分かりやすく、笑福亭鶴瓶や明石家さんまなど、  誰でもイメージできる方で事例を挙げて頂いたので、食いつきやすいし、楽しかった。

・一方的に講和するのかと思っていたが、参加者を次々に巻き込みながらでしたので、良い意味で一瞬たりとも気が抜けない時間で、アッという間の120分間でした。

・「笑い」と「お笑い」は違うなど、職場のコミュニケーションに活かせる内容だったので良かった。 全員参加のワーク「N-1グランプリ」もあり、盛り上がった。

・講演を聞いていると コミニケーションで大切な要素をテレビでよく見るお笑い芸人さんを例に出して 笑いと関連付けながら説明してくれたので、とってもわかりやすかった。

・お笑い芸人さんの裏側を垣間見れて、とても楽しかったです。何よりも驚いたのは Wマコトさんの講演の完成度の高さとアドリブ力でした。経験を何度も積むことによってここまでレベルの高い講演に昇華してるんだろうなと感じることが できるところが本当にすごかったです!!まさにプロという感じ。