オンライン講演(ウェビナー)の場合、より大事になってくるのが、参加者が入室してから本番が始まるまでの約20~30分の時間。
塾長はこの時間を“ウェルカムタイム”と称し、参加者の皆さんの参加意識を高め、空気感をより一体化するための様々な仕掛け(エンターテイメント)を試行錯誤しています。
―前説的な役割―
“ウェルカムタイムとはTV番組で言う前説的”な位置付け、だと考えています。聞いたことはあると思いますが、本番始める前に若手芸人やADが番組観覧者を盛り上げること。
TV番組の前説で重要なのは、収録前に緊張している客を温めることであり、雰囲気が一番いい状態で収録をスタートさせることである
と言われています。
番組スタッフがその役を担うケースだと、その番組がどういう番組なのかの説明や、注意事項などが伝えられます。そして、拍手の練習や掛け声の練習、笑う練習etc・・・
そして、番組スタッフではなく、若手芸人が担うケースも多いと聞きます。
『若手芸人は歓客を盛り上げなければならず、そこでいろいろと工夫をする。客をイジったり、その番組の演者が裏でどんなことをしていたのかを明かしたりして笑いを誘う。そのため、前説をする芸人にとっては芸を磨く場にもなっているのである。
』
エピソードトークを入れる場合もあり、漫才やショートコントを披露するときもある。
テレビで見ることはないですが、番組収録には欠かせない存在なので、前説はれっきとした若手芸人の仕事だと言えます。
―オンライン事業における前説―
それをオンライン講演(ウェビナー)に置き換えると、
参加者の皆さんが入室された後、一人ひとりに声を掛け、参加されたお礼、名前表記変更やチャットの使い方、リアクションの練習などを行う必要があることが、ご理解頂けるかと思います。
塾長は業界先駆けて“独自のサービス”として導入し、お客さま・講師の皆さんから好評を得ています。
大事なのは・・・“オンライン講演の本質を掴む”ことなんです!
・・・“ホスト(千里)の道も一歩から”。エージェント業界最高値となる200zoomを今日までに経験した塾長の実体験からの塾長なりの“ホスト道”、そして今後より“ホスト道を極める”ための考察をしていきたいと思います