【講師著書から読み解くビジネスの真髄】60

サブスクリプション/動画配信

以前はTVオンリーでしたが、AmazonプライムやU-NEXTなどの動画配信/サブスクが台頭してきており、ビジネスパーソン世代の皆さんであれば1回は使用されたことがあることと思いますし、好きな方は複数のサブスクをご覧になっているかと思います。

ちなみにサブスクとはサブスクリプションの略で、会員制の定額サービスのこと。主なところでは、『NetFlix(ネットフリックス)』、『Amazon Prime(アマゾンプライム)』、『U-NEXT(ユーネクスト)』、『dazn(ダゾーン)』、『Hulu(フールー)』などの動画配信サービスがあります。

NETFLIX の戦略とは?

TV/DVDに対する破壊的イノベーションとして台頭してきたライブストリーミングサービスのNo.1に君臨する『NetFlix(ネットフリックス)』。今、最も勢いのあるサブスクと言われ、世界中で社会現象となった人気ドラマ『愛の不時着』や、『全裸監督』『シティーハンター』など、見るほどにその魅力に強く惹かれる至極の作品と出会うことができます。

同著では、NetFlix(ネットフリックス)のビジネスモデルや成功の秘訣について詳しく解説しています。NetFlix(ネットフリックス)がどのようにしてエンターテインメント業界に革命を起こし、オリジナルコンテンツでヒット作を生み出し続けているのか、その独自の戦略と流儀とは何か?・・・その全貌と裏側に迫った内容で、読み応えがある一冊となっております。

日本国内での火付け役となった作品

NetFlix(ネットフリックス)は日本国内に於いてもテレビメディアを凌ぐ存在にのし上がった感もあります。日本におけるNetFlix(ネットフリックス)人気の火を付けたそのきっかけとなったのはオリジナル作品で、AV監督・村西とおるさんの半生を描いたドラマ『全裸監督』だと言われています。

日本の有料会員数は約300万人に増えたそうです。話題作を見たいがために新たに加入した会員が増え、『全裸監督』のヒットは、日本でNetFlix(ネットフリックス)を定着させる意味でも大きかったそうです。

『シティーハンター』しかり、日本はどこの国よりも、日本人に受け入れられる作品であることがヒットの絶対条件にあると言われております。

NetFlix(ネットフリックス)が動画配信業界でどのようにしてトップに立ったのか。 NetFlix(ネットフリックス)がどのようにして視聴者の関心を引き、ムーブメントを作り出したのか。 今後の展望や新たな挑戦について。 NetFlix(ネットフリックス)の成功の裏側に迫り、映像業界の未来を考える上で非常に参考になる一冊です。

黒船NETFLIXがなぜ日本市場で成功したのか? 〜グローバル時代の勝ち抜き方〜』(長谷川朋子さん

・ほぼ毎日お世話になってるNETFLIX。映像ビジネスに変革を起こし、今やリーダー的存在だということで、より興味を持って観たくなってきました。

・以前はTVオンリーでしたが、AmazonプライムやU-NEXTなどサブスクも増えてきました。 そんな中で、オリジナル作品の質の高さの理由も頷けるというものでした。

・明るいキャラクターの長谷川さんが実は、ジャーナリストとして生きていくために海外を自分の専門分野に選んだり、自分が自分であり続けるために、新たな方向に挑み続けるという部分が突き刺さりました。