―オンライン講演における質疑応答の現状―
オンライン講演終了後、「せっかくの機会ですから何か質問ありますでしょうか?」と司会の方が参加者(ゲスト)にふった時、シーンとしてしまう何とも言えない寒い時間をご経験されたことはないでしょうか??(^^;
そうならないためにも、お客さまと事前に打ち合わせし、「仕込み」をすることは多々ありますが、根本的な解決法とは言えません。
・・・質疑応答を盛り上げるには、どのようにすれば良いのでしょうか?
―「質問を考えながら聞く」ということ―
そもそも論になるかも知れませんが、「質問を考えながら聞く」という行為自体、実はレベルが高くかなり難しいスキルということです。
講師の話を聞いて理解するのに精一杯で、いきなり「質問はありますか?」と聞かれても出来ない人がほとんどというのは、当然の現象なのかも知れません。
そう考えると、「質疑応答を活発にするには何かしらの手立てが必要」という結論に至ります。
―感想を言う時間にする―
オンライン講演後、質疑応答を活発にする一つの方法として、「質疑応答ではなく、感想を言う時間」にするという方法はいかがでしょうか??
我々人間は、2つのことを同時に行うことは苦手とされています。講演後すぐに「質問はありますか?」と投げかけることは、1.講演を振り返る+2.既存の知識と比較して考える という2つの活動が必要になります。
チャット機能を活用し、「講演聞かれたご感想をチャットに書いてください。」とお願いしてみてはいかがでしょうか?質問ではなく、感想とすることで多少ハードルが下がりますし、チャット欄に、各参加者の皆さんの講演の振返りがズラーっと並びます。
参加者はチャットの感想を見て質問を考えることができるので、質問が全体的にたくさん生まれて、質疑応答が活発化するのです。
・・・“ホスト(千里)の道も一歩から”。エージェント業界最高値となる200zoomを今日までに経験した塾長の実体験からの塾長なりの“ホスト道”、そして今後より“ホスト道を極める”ための考察をしていきたいと思います。