【オペレーション日記】vol.56 ~亀井亜希子さん~

―自称「風通しのいい職場」になっていませんか?―

皆さんの職場は、誰もが自由にモノが言える職場ですか?」と聞けば、経営者や管理職の大多数が「勿論そうです。」と答えるとか・・・。

では彼らの下にいる人たちにコッソリ「実際のところ、どうなの?」と聞くと、「いや、まあ……」と言葉を濁すという、
自称「風通しのいい職場」が多いようです。

誰もが「風通しのいい職場」がいいと分かかっているのに、実現できていないとすれば、どこに問題があるのでしょうか?

―皆さんの職場はいかがですか?―

①お互い言いたいことが言い合える職場ですか?

お互いの関係性が良好で、言いたいことが言い合える職場は心理的安全性が高い職場といえます。 寛容に受け止められる上司の姿勢は、部下の心理的安全性を高め、風通しの良い職場につながります。

②言いたいことを言うに当たり、相手を論破するのではなく、キチンと議論できていますか?

頭ごなしでは人は動きませんし、上司のみが一方的に“同意した筈”ではなく、部下が“納得”しなければ、成果に向かって動かないんです。しっかりした対話をする習慣が根付いていますか?

③共感を生んだり、納得させたりしてキチンと相手を動かしていますか?

信頼関係が構築されてこそ、思い切った発言もできるというものです。いい組織というのは、力のある人がいつも声なき声を聞く努力をしている組織だと思います。

④組織に所属する人たちがお互いのことを本当の意味でよく知っていますか?

表面的な関係性のことではなく、その人がどんな生い立ちで、何を目指してこの会社に入ってきて、何をしようとしているのか。将来は、どんな夢を持ち、そのためにどんなことを学び、努力をし続けているのか・・・etc.奥の深いところまで理解して初めて、「よく知っている」と言えるのではないでしょうか?

―話を聴く(傾聴)ということ―

重要なのは皆の話を聞くこと、聴く姿勢を持つこと。そう、傾聴です。
職場など組織における「風通しのよさ」は、成り行きまかせにしていて自然につくれるものではありません。中でも上に立つ人たちが努力をし続けてこそ成立するのだと思います。

―亀井亜希子さんオンライン講演―

ユーモアを交えながら理解を促す指導スタイルが企業・学校で好評を得ている亀井亜希子さん。『知識・スキルだけでなくモチベーションも上がる』と多数のリピートを頂く方です。

メールやSNSの普及により、対面や電話でのコミュニケーションを苦手とする若手社員が増えています。 多くの情報が飛び交うこの時代、活字だけではない、人とのつながりを主としたコミュニケーションを見直してみては如何でしょうか?

必須のポイントを項目ごとにわかりやすく学んで頂きます。 実習も多く取り入れていますので、 実践的で即、身につきやすい内容となっております。

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亀井亜希子(かめい あきこ)さん

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変化を恐れていては何もできません。ピンチな状況こそチャンスの状況であるともいえます。

このコロナ禍をいかに乗り切るか?新たな壁を乗り越えることで、リニューアルした組合活動という形にいきつくかも知れませんし、我々はそのお手伝いをさせていただくべく、日々学び続けることで進化していきます!