松元卓巳(まつもとたくみ)

デフサッカー選手
松元卓巳
1989年8月7日生まれ。 福岡県糟屋郡宇美町出身。 あいおいニッセイ同和損保所属。生まれつき両耳が聞こえない先天性両混合性難聴を持つ。補聴器を着用し、口の形を読み取る口話を使いながら日常生活を送る。小学校三年生でサッカーと出会い、才能を開花。鹿児島実業高校サッカー部在籍時にデフサッカーに出会い、日本代表に選出された。今年でデフサッカー歴19年目となる。 2023年10月、デフサッカーW杯ではキャプテンとしてチームを牽引し、日本史上初となる銀メダルを獲得。さらに個人としても優秀GK賞を受賞する快挙を達成した。2024年11月にはマレーシアで開催された第10回アジア太平洋ろう者競技大会で優勝。現在は2025年東京デフリンピックでの金メダル獲得を目標に日々努力を重ねている。(デフリンピックは3大会出場) また、あいおいニッセイ同和損保の社員として業務に取り組みながら、競技活動を並行して行い、アスリートとしての活動だけでなく、デフリンピックの認知拡大や聴覚障害への理解を深めるための普及活動にも力を注いでいる。2025年11月に開催される東京デフリンピックに向け、競技と社会活動の両面で挑戦を続けている。

登録テーマ・ジャンル

出身・ゆかり

福岡県

プロフィール

2歳の時に受けた健診で、生まれつき両方の耳がほとんど聞こえない「先天性混合性難聴」と知る。
小学校3年生の時友人に誘われ、地元のサッカー少年団に入り、名門鹿児島実業高校サッカー部に入部。
サッカー部2年生の時にデフサッカーに出会い、「日本代表合宿に参加してみないか」と誘われた。
その後代表歴19年、キャプテンも務める。

デフリンピック・デフサッカーの周知を通じて、 難聴者理解や夢を諦めない大切さなどを伝えるべく、
年間30本の講演を行っている。
2025年デフリンピックが日本で初めて開催!男子デフサッカーの日本代表は金メダル獲得を目指している。

※デフリンピックとは、デフ+オリンピックのこと。
 デフ(Deaf)は、英語で「耳がきこえない」という意味です。
 デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」なのです。
 国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会です。
 第1回は1924年にフランスのパリで開催されました。
 東京2025デフリンピックは、100周年の記念すべき大会であり、日本では初めての開催になります。

【競技歴】
2009年 第21回夏季デフリンピック(台湾) 12位 /2012年 アジア太平洋ろう者競技大会 優勝
2013年 第22回夏季デフリンピック(ブルガリア)日本代表 /2016年 デフサッカーW杯(イタリア) 日本代表
2017年 第23回夏季デフリンピック(トルコ)日本代表 /2018年 アジア太平洋ろう者競技大会 準優勝
2023年 デフサッカーW杯(マレーシア) 準優勝 ※優秀GK賞 /2024年 第10回アジア太平洋ろう者競技大会 優勝

【メディア出演】
『ムーヴ』(RKB放送) 、『目撃者f』/『バリはや!zip』/『めんたいワイド」F』(FBS福岡放送)
 
【主な講演タイトル】
『音のない世界で伝わるもの ~デフサッカーを通して~』 
『夢を諦めないことの大切さ ~世界一への挑戦~』

主な講演テーマ

主な講演実績

 

●講演実績

 

 

●オンライン講演記事 

 

 

講演テーマ一覧】 

1.音のない世界で伝わるもの ~デフサッカーを通して~

 

 

2.夢を諦めないことの大切さ ~世界一への挑戦~

 

 

※松元卓巳さん印刷用プロフィール資料

 (制作:リンクアップビズ) 

  https://x.gd/OOKj3

 

 

視聴者ご感想

・自分をポジティブしてくれた体験や影響を受けた人について、デフサッカーの日本代表であることを

 誇れるようになったきっかけなど、とても良い内容でした。

・しっかりとした語り口と構成でお話しをされ、参加された方々も興味深く聴講されていました。

・競技や耳の不自由な方が困ることやコミュニケーションの取り方等、デフサッカーに興味を持ちました。

・楽しみにしていた組合員が多く、熱のこもった質問をぶつけていました。

 そういった機会をいただけたこと、感謝いたします。

・見た目では全く分からない聴覚障がい、どんなことが困るか?デフサッカーとサッカーの違いなど、

 参加者は集中して聞いていました。

・指導者は学び続けることや、専門コーチやスタッフとのコミュニケーションが重要であるという部分は、

 とても腑に落ちる部分でした。