【講演企画担当者が知っておくべきこと】vol.34

講演企画担当者が知っておくべきこと】vol.27 オンライン商談の続きの記事になります。

モデレーター」という言葉を聞いたことがあると思います。でもしっかり意味を知らない人も多いようなので解説させて頂きます。

―モデレーターの意味-

モデレーターにはいくつかの意味があり、

1.仲裁者・調停者   2.司会役

ということで、“中立の立場を維持しつつ、当事者間の問題を解決に導くため、司会役として円滑に話を進める役”。

・・・と言うことが出来ます。

―ファシリテーターとどう違うのか?―

進行役という部分では、今までよく使ってきた「ファシリテーター」とどう違うんだろう?ということですが、

一番の違いは、

進行役の意味合いの大きさ

より進行役としての意味合いが強いのがファシリテーター。 ファシリテーターは自身では意思決定などに関与せず、会議体のセッティングや進行、グループ参加者が合意形成するプロセスを助ける役割に徹する立ち位置なので分かり易く言いますと、

ファシリテーターは議論に参加しないが、モデレーターは議論に参加する

ということが言えると思います。

・・・さて、何が言いたいのかと言いますと

―オンライン会議・オンライン商談におけるモデレーターの役割―

ここに話が繋がるわけです。

今まではもしかしたら「ファシリテーター的」な立ち位置で臨んでおられた方も、ご参考になされてはいかがでしょうか?

1.モデレーターの役割 ~司会進行役~

ファシリテーターと同じく、基本的な役割は司会進行役。どちらかに偏った意見をするのではなく、会議全体がテーマに沿ったものになるように心がけたり、発言の環境を整備することも「モデレーター」としての役割になります。

2.モデレーター」の役割 ~参加者の意見を促す~

参加者の意見を上手く促し、会議を円滑に進め上手く回すことが目的なので、意見・考えをキチンと引き出すためには的確・効果的な質問をする必要があります。それにより、会議は公正で活発なものになるのです。

3.モデレーターの役割 ~参加者の意見をまとめる~

会議やミーティングをしているとたくさんの意見が飛び交います。それを分析してまとめあげるのも「モデレーター」の仕事です。

※オンライン事業に活かす

写真はあくまでもイメージ画像ですが、モデレータ―役の方がいらっしやれば、単に講師お一人だけのオンラインだけでなく、モデレーターが話を進行する形で、例えば外部講師と委員長対談を参加者(ゲスト)の皆さんに観て頂く・・・といったイベントを開くことも可能になります。

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朝日里佳さんオンライン講演(モデレーター経験あります)

・・・いかがでしょうか?オンライン講演事業に取り組まれる執行部さんのご参考になれば、幸いです。